ニトロプラス新ブランド「ニトロオリジン」発表。時代に適合したコンテンツ展開のため、年齢制限作品などは新ブランド発に
ニトロプラスは9月6日、同社の新ブランド「ニトロオリジン」の設立を発表した。今後は、「ニトロプラス」のブランドで幅広いユーザーに向けたコンテンツを展開し、年齢制限を伴うコンテンツなどは「ニトロオリジン」のブランドで展開していくそうだ。またブランドの設立にあわせて、ニトロプラスのロゴデザインリニューアルやティザーサイトの公開もおこなわれている。
ニトロプラスは、主に18禁美少女ノベルゲームなどをリリースしてきた国内のゲームブランドである。2000年代には、シナリオライター虚淵玄氏による『鬼哭街』や『沙耶の唄』、奈良原一鉄氏による『装甲悪鬼村正』、鋼屋ジン氏による『斬魔大聖デモンベイン』を含めて尖った作品群をリリース。近年においては18禁作品もリリースしているものの、ブラウザ/スマートフォン向け作品『刀剣乱舞』や人形劇作品「Thunderbolt Fantasy」など全年齢向けのコンテンツにも活動の場を広げてきた。
同社の発表によると、より時代に適合したコンテンツ展開のため、新ブランド「ニトロオリジン」が設立されたという。今後は、従来のブランド「ニトロプラス」で、幅広いユーザー層を対象としたコンテンツが扱われる。一方、新たなブランド「ニトロオリジン」では、先進的な表現を追求するコンテンツや、年齢制限を伴う表現を含むコンテンツが主に扱われる。
ニトロオリジンのティザーサイトによると、同ブランドでは「エッジのあるコンテンツをモットーに、よりディープで尖った表現を追求」していくそうだ。近年は、スマートフォン向けや全年齢作品を主に展開しているニトロプラスであるが、今後はニトロオリジンを通じて年齢制限を伴うコンテンツも展開されるのだろう。
ニトロプラスの新ブランド、ニトロオリジンのティザーサイトおよび公式Twitterが公開中だ。