歩行戦車RTS『アイアンハーベスト コンプリートエディション』次世代機向けに10月28日発売へ。架空の1920年代欧州で内燃機関と鋼鉄が吼える

 

DMM GAMESは9月2日、RTSゲーム『アイアンハーベスト コンプリートエディション』を10月28日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPlayStation 5/Xbox Series X|Sで、PlayStation 5パッケージ版は本日より予約受付中だ。

『アイアンハーベスト コンプリートエディション』は、海外PC向けに配信されているリアルタイムストラテジーゲーム『Iron Harvest』に、現在発売されているDLC2種を同梱し日本国内向けに展開する作品だ。本作はボードゲーム「サイズ – 大鎌戦役 -(SCYTHE)」を手がけたアーティストのJakob Rozalski氏が築いた世界観「1920+」に基づいており、ディーゼル機関と巨大ロボット技術が進歩した架空の1920年代ヨーロッパを舞台としている。

プレイヤーは「メック」と呼ばれるロボットや兵士を操作し、拠点に建設物を配置して生産や防衛を担う陣地を構築。マップ各所に点在する鉄や石油などの資源を確保して戦力を増強しつつ、敵拠点の本部の破壊あるいはマップ各所にある旗の保持で手に入るVP(Victory Points)の蓄積による勝利を目指す。鉄と内燃機関に彩られた、殺伐とした世界観が魅力の作品だ。


『アイアンハーベスト コンプリートエディション』に同梱するDLCは、現在PC版で配信中の「ロスヴィエト革命(Rusviet Revolution)」および「オペレーション・イーグル(Operation Eagle)」だ。「ロスヴィエト革命」には、追加ストーリーと4つのシングルプレイ/Co-op用マップが含まれている。「オペレーション・イーグル」には、ファクション「ユーソニア」と同ファクションにまつわるキャンペーンの追加、3人のプレイアブルなヒーローと同盟国、そして飛行ユニットや対空防衛ユニットと新マップが盛り込まれている。


なお、本作の国内展開については、現在DMM GAMESがローカライズおよび国内販売を担っている。2020年9月に放送された「DMM GAMES 新作コレクション TGSスペシャル」では、同社ゼネラルマネージャーである稲垣順太氏が、『Iron Harvest』リリース済みプラットフォームへの日本語展開を示唆した(関連記事)。明言はされていないものの、今後PC向け各プラットフォームで日本語をサポートする可能性がある。

アイアンハーベスト コンプリートエディション』は10月28日、PlayStation 5/Xbox Series X|S向けに発売予定で、価格は6930円。PlayStation 5向けパッケージ版には、初回生産特典としてゲームの世界観を楽しめるアートブックが付属する。PlayStation 4/Xbox One向けにも年内にリリース予定だ。