和風3Dアクション『ONI(仮称)』2022年リリースへ。悪鬼「桃太郎」を討ち果たそうとする、鬼の復讐劇


クラウディッドレパードエンタテインメントは9月2日、『ONI(仮称)』を2022年にリリースすると発表した。発表にあわせて、ティザームービーも公開されている。


『ONI(仮称)』は、「桃太郎」を題材にした3Dアクションゲームである。主人公である鬼の空太は、人にして悪鬼である桃太郎への復讐を誓っていた。空太は、ある戦いに破れて、鬼世島へたどり着く。そこで相棒の風丸と出会い、共に試練を乗り越えて力を獲得。復讐を果たそうとする、空と風の物語が描かれるという。ティザームービー内では、広々とした島や待ち受ける黒い巨大生物、真っ赤な鳥居など、不思議な和風の世界が垣間見れる。また、空太が敵に攻撃をしかけているシーンや、大きな狛犬の攻撃を避ける動きを含めて、アクションも少し確認できる。

https://twitter.com/DesignKenei/status/1334144012467408899


本作を開発しているのは、国内のインディーゲームデベロッパーKENEI DESIGNだ。KENEI DESIGNは、ゲーム開発会社ミストウォーカーのデザイナーとして、『TERRA BATTLE』や『FANTASIAN』に関わってきたKenei(葉山賢英)氏によるスタジオ。本作ではプロデューサーとして『勇者のくせになまいきだ。』や『TOKYO JUNGLE』などに関わってきた山本正美氏が参加し、「集英社ゲームクリエイターズCAMP」の支援も受けて開発が進められているそうだ。

また本作については、KENEI DESIGNのTwitter上にコンセプトアートや開発中の動画などが公開されている。同アカウントのこれまでのツイートによると、鬼世島には特大級のボスとして大蛇が存在しているほか、風太の仲間として風丸を含めた鬼の幽霊たちが登場するようだ。現在は鬼の空太が主人公となっているが、開発当初は桃太郎視点の作品だったことも明かされている。

https://twitter.com/DesignKenei/status/1397577443246895105

『ONI(仮称)』は、日本語/繁体字中国語/簡体字中国語/韓国語/英語に対応し、2022年リリース予定だ。