『Fallout 76』プロジェクトリードJeff Gardiner氏がBethesdaを退職。『Fallout』シリーズや『Skyrim』を支えた人物

 

多数のBethesda Softworks作品に携わり、『Fallout 76』でプロジェクトリードを務めたJeff Gardiner氏は8月26日、同社を退職したことを明かした。自身のTwitterにて伝えている。
 

 
Jeff Gardiner氏は2005年にBethesda Softworksに入社、以降『Fallout 3』および同作DLCのプロデューサーや『Fallout 4』のリードプロデューサーを務め、『Fallout 76』ではプロジェクトリードとしてチームを率いた人物だ。同氏は『The Elder Scrolls IV: Oblivion』にも携わったほか『The Elder Scrolls V: Skyrim』ではシニアプロデューサーを担い、Bethesda Softworksの多くの作品を支えてきた。

同氏は退職を告げるツイートのなかで、Bethesda Softworksでのキャリアは「素晴らしい体験だった」と述べ、同僚たちとの別れを惜しんでいる。退職理由については明らかにされていないものの、コメントから察するに円満に職を離れた様子だ。また、同氏はファンに向けて「Stay tuned(乞うご期待)」と告げており、次のキャリアへの道のりを示唆している。

また、Bethesda Softworksでデザインディレクターを務めるEmil Pagliarulo氏がGardiner氏のツイートに反応している。Pagliarulo氏は『Fallout 3』以来、Gardiner氏と多くの作品に共に携わってきたようで、別れを惜しみつつも未来の成功を祈るコメントを残している。
 

 
プロジェクトの柱となってきたGardiner氏がBethesda Softworksを離れたということで、『Fallout 76』の今後の体制にも注目が集まる。しかし、まずは何より同氏の明るい先行きを祈りたい。