協力ホラーFPS『RIPOUT』正式発表。合体変貌するミュータントを“生きた銃”で引き裂くCo-opシューター
デベロッパーのPet Project Gamesは8月13日、協力ホラーFPS『RIPOUT』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2022年2月リリース予定だ。発表に伴い、本作の恐ろしげな戦闘シーンを収めたトレイラーが公開されている。
『RIPOUT』は最大4人でのオンライン協力プレイをサポートする一人称視点シューターだ。プレイヤーたちはグロテスクなミュータントに占拠された宇宙船を舞台に、人類のわずかな生き残りが集う生存圏への到達を目指して死闘を繰り広げる。本作の大きな特徴のひとつが、敵であるミュータントたちの“合体”システムだ。トレイラーでは大小のミュータントたちが寄り集まり、いびつながら強そうな姿に変貌していく様子がみられる。この合体システムによって敵は適応と変化を見せ、プレイヤーにとって予測がつかない変貌を遂げることもあるようだ。
プレイヤー側もおぞましいバイオ技術武器を利用することができる。それが「Pet Gun(ペット銃)」だ。この銃は文字通り“生きている”銃で、まるで猟犬のごとく敵に襲いかからせて敵の身体の一部を引きちぎらせるなどの運用が可能となっている。また、このペットをプレイヤー自身の体に身につけて、バイオ技術による身体強化を享受することもできる。見た目は少々怖いペット銃ではあるものの、プレイヤーの頼れる相棒だ。
また、本作には銃器およびキャラクターのカスタマイズ要素も存在する。プレイヤーは自分のスタイルに合わせて、キャラクターを特定分野に特化させることが可能だ。プレイヤーたちは各々の好みの銃器を持ち寄り、ミュータントに占拠され遺棄された多数の宇宙船を攻略していく。それぞれのステージはプ自動生成され、1プレイは10分から20分ほどの長さとなっているようだ。
繰り返される戦闘のさなかには、敵が持っているアイテムを回収する機会もある。トレイラーではペット銃が敵に融合したアイテムを剥がし取る場面が見られる。入手した物資の用途は明らかにされていないものの、カスタマイズ要素などを通じてプレイヤーの強化に繋がっていくのだろう。
本作を開発するPet Project Gamesは、2020年1月に創設されたばかりのスタジオだ。同スタジオメンバーにはそれぞれ5年から20年のゲーム企業での実務経験があり、共に複数のゲーム作品に携わった仲間たちだという。強い野心を感じさせる同スタジオが、本作をどのように成長させていくのか楽しみに見守りたい。
『RIPOUT』はPC(Steam)向けに、2022年2月リリース予定。