ナーフ銃で戦うFPS『Nerf: Legends』発表。バフされたおもちゃの銃でエネルギー弾を撃ちまくれ


GameMill Entertainmentは8月12日、玩具ブランド「Nerf(ナーフ)」をテーマにしたFPSゲーム『Nerf: Legends』を発表した。対応プラットフォームはPCおよびPlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switchで、2021年10月発売予定だ。


『Nerf: Legends』はシングルプレイのキャンペーンモードおよびマルチプレイに対応する一人称視点シューターだ。マルチプレイは4対4の対戦モードおよび、8人それぞれが自由に競い合うフリーフォーオールモードをサポートしており、プラットフォーム間のクロスプレイにも対応している。本作は「ファミリー向けFPS」とのこと。玩具テーマの作品ということもあり、幅広い年齢層にアプローチするゲームとなるのだろう。

本作の題材となっているNerfは、玩具会社の米Hasbroが手がけるブランドだ。このブランドは近未来的なデザインが特徴の、子供心をくすぐる銃玩具「ナーフブラスター」を中心に展開されている。柔らかい素材で作られたダーツやボールを発射するおもちゃの銃で、一部ゲーマーにとってはお馴染みの「Nerf(弱体化)する」という言葉の元にもなっている。米国はもとより、国内にもファンが存在する定番玩具だ。

Image Credit: Hasbro/Nerf


もちろん、本作においては多彩な特徴を持つナーフブラスターたちが登場するようだ。ただし、発射するのはやわらかいダーツではなくエネルギー弾となっている。キャンペーンモードには19のステージがあり、ボス戦やさまざまなチャレンジが楽しめる。また、シーカーダーツやマグネットプルダーツなどのアップグレードを入手して戦闘にアクセントを加える要素もある。15種類登場するナーフブラスターはパークやスキンでカスタマイズ可能で、プレイヤーキャラクターのカスタム要素も存在する。


本作に携わるGameMill Entertainmentは、米国ミネソタ州ミネアポリスを拠点とするゲーム企業だ。同社発の作品としては、Netflixドラマ「コブラ会」のゲーム化作品『Cobra Kai: The Karate Kid Saga Continues』や、「スポンジ・ボブ」「ミュータント タートルズ」などの人気アニメ作品を擁する米ケーブルテレビチャンネルであるニコロデオンのキャラクターが勢揃いする『Nickelodeon Kart Racers』など、人気映像作品などのゲーム化作品の販売実績がある。


なお、Nerfブランドにおいては、『フォートナイト』とのコラボ商品として同作の銃を模したナーフブラスターや水鉄砲、玩具のツルハシなども展開されている。ゲーマーからの知名度も比較的高く、ファミリー向けFPSとしてどのようなゲームプレイになるのかは興味深い。

『Nerf: Legends』は2021年10月に、PCおよびPlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに発売予定だ。