『メルティブラッド:タイプルミナ』には「翡翠&琥珀」も登場。もう1人との交代やサポート攻撃を交えながら戦う、トリッキーなキャラクター
Project LUMINAは8月5日、『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA(メルティブラッド:タイプルミナ)』のプレイアブルキャラクターとして「翡翠&琥珀」を発表した。翡翠と琥珀は、それぞれ単体のキャラクターとしてバトルトレーラーなどに登場していたが、従来作品どおり2人1組でも登場するようだ。
『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』は、フランスパンが手がける2D対戦格闘ゲーム『メルティブラッド』シリーズの最新作だ。従来のシリーズでは『月姫』の世界観がベースになっていたが、本作では長らく「月姫リメイク」と呼ばれてきた『月姫 -A piece of blue glass moon-』を世界観のベースに変更。あわせて、キャラクタービジュアルの一新やHD環境への対応、バトルシステムの再構築などもおこなわれ、現在の環境に合わせた新たな戦いが描かれる。開発はフランスパン、制作・販売をディライトワークスが担当。シナリオも変わらず奈須きのこ氏が執筆しており、ストーリーモードではキャラクターごとの物語が展開されていく。
本作では、それぞれ単体のキャラクターとしても登場する翡翠と琥珀が、従来作品どおり2人1組の「翡翠&琥珀」としても登場する。翡翠と琥珀は、共に幼い頃から使用人として遠野家に仕える双子の姉妹。明るく面倒見のよい性格で、薬師としての知識もある姉の琥珀と、寡黙な性格で使用人として接する妹の翡翠。ストーリーモードにおいて2人は、遠野志貴と遠野秋葉が屋敷から姿を消したことを契機に夜の街へ繰り出し、戦いに巻き込まれていくようだ。
プレイアブルキャラクターとしての翡翠&琥珀は、戦闘中に操作キャラクターを変更しつつ、操作していないキャラクターを使った攻撃や設置技を駆使して、対戦相手を攻め立てる。翡翠操作時には、椅子やお玉を使った近接戦闘を展開 しつつ、空中からの爆撃や謎の植物の召喚など、マジカルでケミカルな琥珀のサポート攻撃を交えて戦う。。翡翠の出した植物にジョウロで水を与えると、植物が進化する要素も存在する。
琥珀操作時には、自身のリーチが長めの攻撃を活かしながら、翡翠の突進や家具投げによって遠距離戦を展開したり、相手を挟み込んでガードを崩したりなど、相手を翻弄。発表にあわせて公開された翡翠&琥珀の紹介動画では、2人を同時に操作しているような、相手に隙を与えない連携も披露されている。
本作では、翡翠のアークドライブ暗黒翡翠拳および琥珀のアークドライブ開打靠靭琥珀脚が、コマンド入力時にボタン長押しで性能が変化するブローバックエッジに対応している。ブローバックエッジによって、暗黒翡翠拳はダメージが増加、開打靠靭琥珀脚はガード不能の投げ技に変化し、崩しやコンボに活用できそうだ。
またカラーカスタマイズの詳細も発表されている。カラーカスタマイズは、バトル時のキャラクターカラーを、プレイヤーの好みに編集できる機能。カラーカスタマイズでは、ベースカラーと5つのパーツに、10種類のカラーやデザインが用意されている。ベースカラーと5つのパーツの色を編集することで、プレイヤーの好みにキャラクターカラーをカスマイズできるのだろう。本作のアルクェイド・ブリュンスタッドは、普段はタイツを着用しているが、スパッツやニーハイソックスのパターンも用意されているなど、キャラクターによっては衣装のデザインやバリエーションが用意されている場合もあるという。また、バトルの開始時や技の演出などで衣装が変化するキャラクターは、カラーカスタマイズで色を編集すると、演出時の衣装もあわせて変更される。
『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』は、PlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch/PC(Steam)向けに、2021年9月30日発売予定。通常版は7480円、MELTY BLOOD読本などを収録した限定版は1万1880円となっている。なお、クロスプラットフォーム対戦には非対応とされている。