『Apex Legends』新シーズン「エマージェンス」ついに開幕。「APEX鯖落ち」がトレンド入りするも、実際は落ちてない


Respawn Entertainmentは8月4日、『Apex Legends』新シーズン「エマージェンス」を開幕した。同シーズンでは、新レジェンドにシア、新武器にランページLMGが登場。また、ワールズエッジの一部のエリアが改装されるほか、アリーナモードへのランクマッチの実装、EVA-8の弱体化やコースティックの強化などを含む、各種バランス調整も実施される。 
 

 
ついに開幕した新シーズン「エマージェンス」では、青白い瞳をもつ孤独のアーティスト、シアが参戦。パッシブアビリティの「ハートシーカー」では、エイム時に敵の心拍音を捉えることが可能。戦術アビリティには、マイクロドローンを呼び出し、敵への妨害とトラッキングをおこなう「フォーカス・オブ・アテンション」を所持。そして、アルティメットの「ショーケース」では、ドローンの球体内で素早く動く、あるいは射撃中の敵を追跡可能だ。 
 

  
マップについては、今回はワールズエッジがアップデートされる。マップ北部を中心に、エピセンター周辺や仕分け工場などが大規模に改装。以前の製錬所には溶岩の溝が出現し、クリマタイザーと呼ばれる新エリアへと変わる。また、仕分け工場は、ラバサイフォンという名のエリアへと刷新。マグマで埋め尽くされた大きな陥没穴と、動くゴンドラ(乗車可能)が特徴的な場所となっている。そのほか、列車庫の撤去や、気候の変更などがおこなわれている。 
 

 
武器については、今回はプラウラーが通常武器になり、スピットファイアとオルタネーターがケアパッケージ武器となる。プラウラーはバースト射撃のみ可能な状態で通常武器に戻され、スピットファイアは腰撃ち精度やダメージ、マガジン容量が上昇した状態でケアパッケージ武器化。また、オルタネーターもケアパッケージ武器化に際して強化され、シールドへのダメージ倍率が増加するホップアップ、ディスラプター弾が標準で装着されている。 

新武器として追加されるランページLMGは、高い威力を誇るLMG武器だ。弾薬にはヘビーアモを消費する。ヘッドショットで42ダメージ、胴体に28ダメージ、脚に24ダメージ与えることが可能。銃身にはテルミットを装着でき、そうすることで射撃速度が上昇する。それだけでなく、建物のドアの破壊も可能になり、スピットファイアとはまた異なる使い方ができる武器となっている。 
 

 
各種レジェンド・武器に向けたバランス調整も例によって実施。レジェンドについては、ヒューズのアビリティ全般やコースティックのガスダメージ効果、ホライゾンのグラビティリフトなどが強化されるほか、レヴナントのアルティメットは、プロテクションの切れ目が分かりやすくなるように調整。武器については、EVA-8のショットガンボルト装着時の連射速度の低下や、LMGカテゴリ武器全般に向けた調整などがおこなわれている。(関連記事) 

以上のほか、これまでのシーズンと同様に、新たなバトルパスも登場。シーズン限定のスキンや武器チャームなどが報酬として用意される。また、ヘムロックとウイングマン向けの新ホップアップ・ブーステッドローダーの追加や、拡張マガジンおよび、ストック類の仕様変更など、新シーズン「エマージェンス」では、細かな調整や変更もおこなわれている。プレイする際には、前述した新要素の数々に触れつつ、新たな環境での戦いを存分に楽しもう。 
 

 
なお、新シーズンの開幕直後、Twitterでは「APEX鯖落ち」がトレンド入りしている。しかし、実際のところはサーバーが落ちたとの報告は見られず、筆者がプレイした際も問題はなかった。これはおそらく、シーズン開幕時にサーバーが不安定になることを予期したユーザーが多かったゆえのトレンド入りなのだろう。実際、前シーズンの開幕直後には大規模なサーバーエラーが発生していたが、今回のシーズン開幕直後のサーバー事情は現時点で問題なさそうだ。 

『Apex Legends』新シーズン「エマージェンス」は、本日より開催中だ。