サイバーパンクな街を猫として探検するADV『Stray』ゲームプレイ映像公開。とくに意味のない“ただ、猫らしい”アクションもあり

パブリッシャーのAnnapurna Interactiveは7月30日、『Stray』のゲームプレイ映像を新たに公開した。『Stray』は、猫としてサイバーパンクな街を探検するアドベンチャーゲーム。

パブリッシャーのAnnapurna Interactiveは7月30日、猫が主人公の三人称視点アドベンチャーゲーム『Stray』のゲームプレイ映像を新たに公開した。同映像では、街の探索を進めるためのアクションだけでなく、ゲームの攻略とは関わらなさそうな“ただ、猫らしい”アクションなども紹介されている。本作は、PC(Steam)/PlayStation 5/PlayStation 4向けに、日本語に対応し、2022年初頭リリース予定だ。 
 

 
『Stray』は、猫としてサイバーパンクな街を探検するアドベンチャーゲーム。主人公である猫は、動画内で「he」と呼ばれていることから、オス猫のようだ。主人公の猫は、物語のなかで出会うドローン「B12」と協力しながら、街の探索を進めていく。 
 

 

 
本作では、「猫のアクション」と「ドローンとの協力」の2つの要素を使ってゲームを進めていくようだ。猫としてのアクションでは、狭い足場を渡ったり、高い場所へ飛び乗ったり、物をくわえて運んだりすることができる。公開されたゲームプレイ映像では、猫アクションを使ってパズルを解く様子が紹介されている。物をくわえて運び、換気扇のようなものにわざと巻き込ませて動きを止めることで、猫だからこそ通れるわずかな隙間を通って先に進んでいる。 

またドローンのB12と協力することで、街の住人と交流したり、猫のみでは逃げるしかできない敵に反撃したりすることができるようだ。PlayStation.Blogの記事によると、B12は、街に住む人型ロボットが使う言葉の翻訳、アイテムの保管などが可能だ。 
 

 
なお、ゲームの攻略には関わらないと思われる、“ただ、猫らしい”動作もおこなうことができる。映像内では、街に住む人型ロボットの足元に体をすりつけるアクションや、ソファーの側面で爪とぎをするアクションが紹介された。開発元のBlueTwelveでは、スタジオで飼っている猫が要職を務めていることになっており、茶トラのMurtaughがCEO、白ネコのRiggsがアートディレクター、無毛ネコのOscarがコミュニティマネージャーとして紹介されている。“ただ、猫らしい”アクションは、開発チームの猫たちへの愛と、普段から触れ合ってきた経験が活かされているのかもしれない。 
 

 

 

 
本作の舞台となる街には敵も存在し、逃げたり戦ったりするテンポの速いアクション要素も含まれている。ゲームプレイ映像に登場する、集団で素早く地を這う敵は「Zurks」と呼ばれ、街の住人の生活に大きな影響を与えているという。ゲームを進めるためには、素早いアクションが求められるだけでなく、ステルス状態で進行することも重要だそうだ。 
 

 
『Stray』は、PC(Steam)/PlayStation 5/PlayStation 4向けに、日本語に対応し、2022年初頭に発売予定だ。 

Maho Ikemi
Maho Ikemi

ニュースを担当します。物心ついた時にはゲームに囲まれていました。この先もゲームとともに楽しく過ごしたいと思っています。

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