月の聖杯戦争を描く『Fate/EXTRA』『Fate/EXTRA CCC』が価格改定で800円に。『Fate/EXTELLA』シリーズも値下げ
マーベラスは7月26日、『Fate/EXTRA(フェイト/エクストラ)』シリーズおよび『Fate/EXTELLA(フェイト/エクストラ CCC)』シリーズの価格改定を実施した。価格改定は、『Fate/EXTRA』シリーズの11周年を記念して実施されたもの。改定後は『Fate/EXTRA』と『Fate/EXTRA CCC』のダウンロード版が共に税込800円になるなど、恒久的な大幅な値下げがおこなわれた。
『Fate/EXTRA』は、イメージエポックが開発し、奈須きのこ氏がシナリオを手がけた対戦型ダンジョンRPGである。対応プラットフォームはPSP。本作の舞台は、量子コンピューター「ムーンセル・オートマトン」が月に存在する世界。ムーンセルには、あらゆる願いを叶える機能が備わっており、ムーンセル内の霊子虚構世界SE.RA.PHでは、量子ハッカーたちによる聖杯争奪戦が繰り広げられていた。主人公は記憶喪失の人物。主人公は、サーヴァントとともに聖杯戦争へ参加し、生き残りをかけて戦うことになる。同作では、『Fate/stay nigt』とは異なる世界を舞台にした、月の聖杯戦争が描かれる。選んだ行動の相性によって勝敗が分かれるバトルや、敵サーヴァントの真名を探る要素も搭載。また『Fate/EXTRA』は当時イメージエポックにて新納一哉氏がプロデューサーとして作品に関わっていた。イメージエポックは後倒産したものの、新納氏の率いるTYPE-MOON studio BBによってリメイク版『Fate/EXTRA Record』が現在開発されている。
『Fate/EXTRA CCC』は、奈須きのこ氏がメインシナリオを担当したRPGである。開発を担当したのはイメージエポック。前作にて繰り広げられた月の聖杯戦争は、聖杯の所有者が決定し、終了したはずだった。しかし、ムーンセルに致命的なエラーが発生し、聖杯戦争の仕組みが崩壊。主人公や量子ハッカーたちは、月の裏側に囚われてしまう。主人公たちは、月の裏側から脱出するべく、サクラ迷宮へと挑戦。月の裏側を舞台にした、もう一つの戦いが描かれる。主人公のサーヴァントとしては、前作の3騎に加えてギルガメッシュも登場している。また、『Fate/EXTELLA』は、月の聖杯戦争後の世界を舞台にした3Dアクションゲームである。対応プラットフォームはPS4/PS Vita/Nintendo Switch/PC(Steam)/iOS/Android。『Fate/EXTELLA LINK』では、『Fate/EXTELLA』よりも後の時系列で、月の世界の動乱が描かれている。
今回の価格改定では、『Fate/EXTRA』が2409円から800円、『Fate/EXTRA CCC』が2619円から800円へと変更。『Fate/EXTELLA』PS Vita版が4378円から2980円、『Fate/EXTELLA LINK』のPS Vita版も6578円から3980円に値下げされている。また、7月22日には『Fate/EXTELLA』のPS4/Nintendo Switch版が5478円から約3980円に引き下げ。iOS/Android版も2440円から1720円へと変更。そのほか、『Fate/EXTELLA LINK』PS4/Nintendo Switch版が8778円から4980円に値下げ。iOS/Android版の価格も見直され、2440円から1720円に変更されている。Steam版については、今回の価格改定の対象外であるようだ。
『Fate/EXTRA』シリーズおよび『Fate/EXTELLA』シリーズは、各ストアにて配信中だ。