オンラインRPG『ロストアーク』7月のアップデート内容とロードマップ公開。8月に新大陸パプニカと新クラスのスカウターが登場予定
ゲームオンは7月20日、同社の情報番組「Pmangのゲムづめ!#65」内にて『LOST ARK(ロストアーク)』の最新情報を公開した。7月21日のアップデートで追加予定の「アバター染色&製作」システムが紹介されたほか、今後のロードマップも公開されている。
最初に7月のアップデート内容として、「アバター染色&製作」が紹介された。「アバター染色&製作」は、一部アバターの製作と、色とパターンを自由に変更できる染色が可能になる新システムだ。アバターには、それぞれ製作するための条件が設定されている。たとえば、努力の結実の下衣の場合には、「冒険の証明:世界樹の葉」の業績を達成した上で、材料となる生地が必要。条件を満たしていると、アップデート後に大都市へ登場するアバター製作NPCから、アバターが製作できるわけだ。製作できるアバターは、ミスティック装備の見た目のものや、ウェスタン風やセーラー風のものなど約10種類用意されているそうだ。
続いて染色では、同システムに対応したアバターの色が変更できる。設定項目として適用色/模様を入れるパターン/模様の色を変えるパターン色/光沢感度がある。アバターごとに、3種類ほどの色を変えられる箇所が存在しており、色や模様をカスタマイズすることで、見た目を変更。放送内ではおしゃれな学生服のアバターを対象に、シャツとスカート、ネクタイの色を変更していき、もとの衣装のイメージとはかけ離れた前衛的なデザインの衣装を作り出す様子が映された。
7月時点で染色可能なアバターは、カジュアルな学生服、生徒会用学生服、おしゃれな学生服、ダンス部の学生服、ウェディングドレス風の誓約アバター、各クラスのレジェンドアバター。それ以外のアバターは現段階で染色できないものの、今後のアップデートで対応予定であるそうだ。染色時には染色用のアイテムを使用。通常時はクリスタルでの販売が予定されている。なお、アイテムを取引する際には、染色状態はリセットされるそうだ。
7月のアップデートでは新たな島も登場する。メトゥス諸島では、島の奥にある屋敷で起こった惨劇を追体験できる。ホラー系のシナリオが用意されており、入場にはレベルなどの条件以外に度胸が500必要であるという。もう一つの島「ドゥキー株式会社」では、あるドゥキーの出世をお手伝い。普段はプレイヤーに倒されるだけのドゥキーの物語が展開される。
また7月21日からは、常設のレーシング家具も導入され、領地をサーキットにできるという。ただし、領地がサーキットになっても車は導入されない。代わりに、移動速度がアップする家具などが用意されており、プレイヤーが走ってレースを繰り広げられるようだ。キャンペーンやイベントとしては、ログインおよびイベント参加で染色用のアイテムがプレゼントされる染色イベント、ハートビート島でイベントに参加することでアイテムがもらえる「サマービートイベント」が開催されるほか、水着アバターも期間限定で登場予定とされている。そのほか、GM3名がPvP修行をする生放送「ロストアーク戦闘部」も『ロストアーク』の公式YouTubeチャンネルで放送予定だ。
今回の放送内では、2021年8月から2022年上半期にかけて導入されるコンテンツの紹介がおこなわれた。最初に大きなコンテンツが紹介された。期間内には、新クラス4種、新大陸2種(2021年内予定)、新コンテンツ「軍団長レイド」が登場予定とされている。「軍団長レイド」は、エスターを召喚し、悪魔軍団長を攻略するもの。難易度はノーマル/ハード/ヘルにわかれている。フェーズを攻略していき、最終的に軍団長とバトル。戦っている最中にエスターが召喚可能な点がほかのコンテンツと異なり、戦う軍団長によって召喚可能なエスターが変更。召喚といっても一緒に戦ってくれるわけではなく、特殊スキルが使用可能であるようだ。
各月ごとの内容としては、2021年8月には、新大陸「パプニカ」が導入される。パプニカには7つの地域が存在。ロヘンデル以降は暗めな雰囲気の大陸が続いていたが、南国をイメージした夏にぴったりの大陸であるという。なお、プロデューサーレター内でも言及があったが、当時は正式には8月と決まっていなかったため、今回の放送で8月の導入が正式発表された形だ。パプニカの登場にあわせて装備が更新されるほか、タイムアタックコンテンツ「権座の道」、アビスダンジョン「オレハの井戸」、新コンテンツ「挑戦アビスダンジョン」も登場。タイムアタックコンテンツ「権座の道」では、まっすぐ長い道で敵と戦闘し、段階に応じた報酬がもらえるそうだ。
さらにハンターの4番目の上級クラス「スカウター」も登場予定とされている。基本的にはドローンと一緒に戦闘するクラスであり、アイデンティティスキルを発動するとドローンと合体。広範囲のビームサーベルや高性能な技で戦えるようだ。そのほか、ガーディアンレイドや新規島、エリートキューブの上位版「ディメンションキューブ」も登場する。
続いてオープンサービス開始から1周年を迎える2021年9月には、日本1周年記念イベントが開催される。多数のイベントやキャンペーンが実施。プレイヤーへの還元としてアイテムプレゼントなどもおこなわれるという。またティア1&ティア2区間の装備再練緩和も実施され、必要な素材が減少。各コンテンツの構成などが変更される。ティアごとのベース装備レベルも一つにまとまり、ティア3装備までスムーズに成長できるようになるそうだ。8人パーティー用の新アビスレイド「アルゴス」、新規島、プロローグの変更が実施される「共用プロローグ冒険者の道」も予定されている。
その後2021年10月から12月にかけては、アサシンの新しい上級クラス「リーパー」が登場する。リーパーは、ダガーと影を使ったスキルを使用。攻撃力が高いものの防御力は低いアサシンらしいクラスであるという。悪魔軍団長が集結し、大きな戦いが描かれる新大陸「ベルン南部」、新ガーディアンレイド「デスカルーダ」、軍団長レイド「ヴァルタン」、新規島も登場。
また期間中には新クラス「ガンスリンガー」も登場予定。ガンスリンガーは、銃を持った女性キャラクターであり、ハンター系列の性別変更クラス。デビルハンターの性別変更クラスといったイメージで、操作感などはデビルハンターに近いものの、一部性能の異なる箇所もあるそうだ。10月から12月の期間には、大陸ごとに導入されるガーディアンレイドの数が、1体ずつになる変更も予定されている。
最後に2022年上半期からは、ファイター系統の性別変更クラス「ストライカー」、軍団長レイド「ビアキス」、ガーディアンレイド「クンゲラニウム」が登場。ストライカーは、近接戦闘をおこなう男性キャラクター。基本的にはバトルマスターと同じであるものの、覚醒スキルなどを含め性能の違いがあるという。なお、2022年上半期のコンテンツはこれだけではなく、今紹介できる内容がこれだけであるそうだ。
『ロストアーク』は、PC向けに基本プレイ無料で配信中。今回の放送の視聴者プレゼントとして、エポナ依頼即時完了券3個およびレジェンド好感度箱3個のアイテムコードも公開されている。今回は特別な放送だったため、豪華なプレゼントが用意されたそうだ。