SFニッポン復讐劇『Blind Fate: Edo no Yami(エドノヤミ)』体験版配信開始。盲目のサイバー侍、末法のニュー・エド時代を駆ける

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パブリッシャーの101XPは7月16日、Steamにて横スクロールアクションゲーム『Blind Fate: Edo no Yami(エドノヤミ)』の無料体験版を配信開始した。ゲームイベントPAX Onlineに合わせて公開された同体験版は、本作の特徴ある世界観や、歯ごたえのあるバトルの感触を感じられる内容となっている。
 

 
『Blind Fate: Edo no Yami』は暗黒のニュー・エド時代の日本を舞台に、盲目のサイバー侍「ヤミ」を操り、メカ妖怪たちとの容赦ない戦闘を切り抜けるアクションゲームだ。開発元はスペインを拠点とするデベロッパー、Troglobytes Games。昨年には本作の世界観を伝えるトレイラーが公開されており、本誌でも紹介していた(関連記事)。そして今回の体験版により、ゲーム内容についてより深く知ることが可能となった。本稿では、そうした内容のいくつかをピックアップしてお伝えしていく。

まず、主人公であるヤミは盲目だ。そのため、世界の様相を視覚的に知るには、道すがらに存在するポイントでデータを収集して世界を仮想的に「見る」しかない。そして道中待ち受ける敵でさえ、接敵して攻撃するまでは完全に不可視だ。しかし、ヤミには聴覚と嗅覚、そして温度を見る3つの感覚が備わっている。これらの感覚はプレイ中にいつでもメニューから切り替えられ、選択中はゲーム内時間がピタリと停止する。探索はもちろん、バトルにおいても重要な要素だ。
 

 
本作に登場する敵たちは、前述の通り基本的に不可視だ。そのため、敵の位置を知るためには各種のセンサーを駆使する必要がある。歩いて接近してくる敵は聴覚でその位置が明らかになり、体の一部に熱を帯びている敵は、温度センサーによって位置やおおよその体勢を知ることができる。また、敵に攻撃をヒットさせるとデータが蓄積され、100%に達すればその敵は完全に可視状態となる。しかし、攻撃を当てずに逃げ続けていると蓄積したデータが散逸していくため、見えづらい敵を果敢かつ慎重に攻めていくプレイが要求される。ほかにも、感覚切り替えを使った弱点攻撃や、限られた弾薬を消費して可視状態の敵を一撃で倒すフィニッシャー攻撃など、戦闘のアクセントとなる要素が盛り込まれている。
 

 
体験版では、戦闘で倒した敵を分析して情報収集をするといった要素も見られた。そうした敵データ以外にも、世界観に食い込む情報が多数、メニューから読めるようになっており、本作が物語や設定にも力を入れていることがうかがえた。また、ゲームプレイ中に挿入される、サポートAIであるテング(Tengu)とのやりとりも軽妙なものとなっており、気に入った会話は後から読み返すことも可能だ。サイバーパンクと独特の日本観が融合した世界で、どういったストーリーが展開されるのかは興味深い点だ。
 

 
今回の体験版については、残念ながら日本語に対応していない点に留意されたい。ゲームプレイ自体は比較的シンプルなため、英語がわからなくても感覚を掴むことは可能かもしれない。また、製品版では日本語もサポート予定のため、興味をもった方はそちらを待つのもよいだろう。

『Blind Fate: Edo no Yami(エドノヤミ)』はPC(Steam/101XP.com)およびPlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switchにて配信予定。2021年中のリリースを予定している。コンソール版の国内販売については今のところ明かされていない。

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