2D対戦格闘ゲーム『メルティブラッド:タイプルミナ』7人目のキャラクターとして軋間紅摩の参戦が発表。遠野家の分家「軋間家」の当主

TYPE-MOONは7月19日、情報番組「TYPE-MOON TIMES Vol.4」内にて、『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA(メルティブラッド:タイプルミナ)』のプレイアブルキャラクター軋間紅摩を発表した。キャラクター紹介動画も公開されている。

TYPE-MOONは7月19日、情報番組「TYPE-MOON TIMES Vol.4」内にて、『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA(メルティブラッド:タイプルミナ)』のプレイアブルキャラクター軋間紅摩を発表した。発表にあわせて、キャラクター紹介動画も公開されている。


『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』は、『月姫』の世界観をベースに描かれてきた対戦格闘ゲーム『メルティブラッド』シリーズの最新作だ。本作では、「月姫リメイク」とも呼ばれてきた『月姫 -A piece of blue glass moon-』をベースに、キャラクタービジュアルやバトルシステムの再構築など、装いを新たにした戦いが展開される。開発は、これまでにも『メルティブラッド』シリーズを手がけてきたフランスパンが担当。遠野志貴/アルクェイド・ブリュンスタッド/シエル/遠野秋葉/翡翠/琥珀を含めて10名以上のキャラクターが登場するほか、1人用のストーリーモードでは原作者の奈須きのこ氏によるキャラクターごとの物語も描かれる。


放送内では、プレイアブルキャラクターとして軋間紅摩が発表された。軋間紅摩は、遠野家の分家「軋間家」の当主であり、濃い鬼の血をもつ混血だ。山奥の森で暮らし、悟りを開こうと修行をしている軋間紅摩は、普段は寡黙で仙人のような佇まいをしている。しかし一度戦闘になると、巨躯と豪腕、鬼の血の能力を活かして、敵を跡形もなく焼滅。鬼神と慈仏の二面性をもっているわけだ。オリジナル版『月姫』の世界観では、同作のファンディスク「歌月十夜」内で初登場。『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』の軋間紅摩は、他のキャラクター同様に担当声優が変更されており、濱野大輝さんが新しく声を担当している。


プレイアブルキャラクターとしての軋間紅摩は、コマンド投げやスーパーアーマーをもった近距離パワータイプのキャラクターである。一定時間スーパーアーマー状態へ強化される必殺技や、スーパーアーマー付きの牽制技などを所持しており、強引な近距離での攻めが可能になっている。機動力は低めであるものの、強化版の必殺技を放つ新システム「ムーンスキル」には、中距離から一気に間合いを詰める技が用意されているほか、新システム「ムーンドライブ」ではジャンプや空中ダッシュ回数が増加。2種類の新システムは、機動力のカバーにも活用できるという。また、コマンド投げ以外にシールドでのみ防御可能なガード不能攻撃も所持している。プレスリリース内では、アークドライブおよびラストアークも公開されている。アークドライブは、前進して相手を掴み、掴んだ相手を炎で焼き尽くす無敵技「独角・閻浮炎上」。ラストアークには、近距離から相手に突進し、豪腕で叩きつけたのち炎で焼き尽くす「夜摩判決」が搭載されている。


そのほか、放送内では『月姫 -A piece of blue glass moon-』の第3弾PVも公開された。第3弾PVは、『月姫 -A piece of blue glass moon-』に収録される2篇の一つ、シエルシナリオ「夜の虹」を紹介する内容となっており、新キャラクターのノエルや監督司祭代行のマーリオゥ・ジャッロ・ベスティーノも動画内に登場している。

MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』は2021年9月30日に、PlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch/PC(Steam)向けにリリース予定。通常版は7480円、オリジナルサウンドトラックなどが付属する限定版は1万1880円となっている。なお本作は、クロスプラットフォーム対戦には非対応である。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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