「東方Project」のIPを使用した完全新作をケイブが発表、2022年配信予定。老舗STGメーカーによる、東方二次創作

国内のゲーム開発会社ケイブは7月13日、「東方Project」のIP許諾を受け、新規ゲーム開発をおこなうと発表した。シューティングゲームの老が、「東方Project」の完全新作を手がける。

国内のゲーム開発会社ケイブは7月13日、「東方Project」のIP許諾を受け、新規ゲーム開発をおこなうと発表した。リリース時期は2022年頃になるという。

ケイブは、1994年に設立された国内のゲーム開発会社である。同社は、これまでに『怒首領蜂』シリーズや『虫姫さま』『デススマイルズ』など、多数のシューティングゲーム作品をリリース。STGにおける、代表的な開発会社の一つに数えられるだろう。また近年ではスマートフォン向けにシューティングゲームアプリ『ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい!~』も配信している。
 

『怒首領蜂大復活』

 
一方「東方Project」は、ZUN氏による同人サークル上海アリス幻樂団からリリースされている、弾幕シューティングゲームを中心とした作品だ。同人作品ながら、多数のメディアミックスや二次創作作品群も活発に発表され続けている。上海アリス幻樂団からは、最新作『東方虹龍洞 ~ Unconnected Marketeers.』が2021年5月にリリースされているほか、近年では『東方LostWord』や『東方スペルバブル』を含めて、商業ベースの二次創作作品もリリースされており、国内外で根強い人気を誇っている。シューティングゲームの老舗ケイブが、同人弾幕シューティングゲーム「東方Project」のIP許諾を受けた作品を開発するわけだ。
 

『東方虹龍洞 ~ Unconnected Marketeers.』

 
発表によると、「東方Project」のIP許諾を受け、同社の極意をすべて注ぎ込んだ完全新作のゲームが開発されているという。リリース時期は、2022年頃。詳細は順次発表されていくそうだ。

ケイブによる「東方Project」のIPを使った完全新作は、開発中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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