台湾3Dアクション『Dusk Diver2 崑崙靈動』PS4/Nintendo Switch/Steam向けに発表。台湾の街「西門町」を描いた作品の続編
台湾のゲームパブリッシャーJUSTDAN INTERNATIONALは7月10日、『Dusk Diver2 崑崙靈動(こんろんれいどう)』を発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/Nintendo Switch/PC(Steam)。発売時期はこの冬とされている。
『Dusk Diver2 崑崙靈動』は、JFI GAMESが開発し、PlayStation 4/Nintendo Switch/PC(Steam)向けとして2019年10月に正式リリースされた『Dusk Diver 酉閃町』の続編である。前作『Dusk Diver 酉閃町』は、台湾における若者の街「西門町」を舞台にした3Dアクションゲームだ。主人公は、進路に悩む高校2年生の少女ヤン・ユモ。ある日、ユモは友人のリウ・ユシャと共に西門町へ遊びに来ていた。しかし、目当ての店を探しているうちに、おかしな空間へと迷い込んでしまう。そこは、神の世界「崑崙界」へと繋がる、西門町と似て非なる世界「酉閃町」。無人の街で魔物に襲われたことをきっかけに戦う力を手にしたユモは、やがて大きな戦いへと巻き込まれていく。
ユモは、酉閃町と西門町で戦いと日常を過ごす。酉閃町では、ボタンの連打や弱攻撃と強攻撃の使い分けによってコンボを繰り出しつつ、現れる魔物を撃退。仲間の守り神の力を借りる召喚攻撃や、D武装状態への変身、コンボ数によってゲージが溜まりやすくなる連撃システムが存在し、爽快な戦闘が描かれている。西門町では、崑崙界の研究者である店長の元、コンビニでアルバイトをしながら、仲間と交流を深める。人間の姿でコンビニの従業員をしている西門町の守り神リーオウ、音楽好きな若き崑崙人バッヘ、人間界でモデルとしても活躍する金髪碧眼の崑崙人リ・ヴェーダなどが登場。また、台湾に実在する西門町自身も、台湾の開発者によって作り込まれており、ちょっとした台湾観光も可能になっていた。
新作『Dusk Diver2 崑崙靈動』では、大学1年生になったユモが登場。公開された動画内では、ユモが装備のテストとして準備をしているシーンが映されていた。新しいキャラクターや新たなシーンなども用意されており、再びユモは戦いへと巻き込まれていくようだ。また、台湾のゲーム関連イベント「Taipei Game Developers Forum」内で公開された動画でありながら、前作でもユモの声を担当した、声優の佐藤利奈さんによる日本語ボイスがあてられていた。前作同様、音声の日本語対応にも期待できるだろう。
『Dusk Diver2 崑崙靈動』は、PlayStation 4/Nintendo Switch/PC(Steam)向けに、この冬リリース予定。前作『Dusk Diver 酉閃町』は、PlayStation 4/Nintendo Switch/PC(Steam)向けに発売中だ。