3Dアニメ「RWBY」アクションゲーム『RWBY: Arrowfell』2022年発売。開発は『シャンティ』のWayForward
アークシステムワークスは本日7月10日、海外3DCGアニメ「RWBY」のアクションゲーム『RWBY: Arrowfell』を2022年に発売すると発表した。対応プラットフォームは、PC/Nintendo Switch/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox One。本作は、「RWBY」の制作会社Rooster Teethの監修のもと制作が進められており、開発は『シャンティ』シリーズのWayForward、販売をアークシステムワークスが担当する。なお、本作には、アニメ本編の「Volume 7」の内容が含まれる。日本語版はまだ発売されていない(10月27日リリース)ため、ご注意いただきたい。
『RWBY: Arrowfell』は、3Dアニメ「RWBY」の世界を冒険する、メトロイドヴァニア型アクションゲーム。「RWBY」のメインキャラクターの4人、ルビー・ローズ、ワイス・シュニー、ブレイク・ベラドンナ、ヤン・シャオロンを操作し、それぞれのキャラクターの個性的なアクションで敵を倒していくゲームだ。それぞれの武器を活用して素早くキャラクターを切り替えながらプレイすることとなるようだ。主人公が戦うことになる敵は、原作でおなじみの敵に加え、ゲームオリジナルの敵も登場するという。また、ソロもしくはオンライン/ローカルでのマルチプレイに対応するとのことこと。
本作のストーリーは、原作ライター陣による書き下ろしシナリオ。ライターとして、Rooseter Teethのケリー・ショウクロス氏、マイルズ・ルナ氏、エディー・リヴァス氏が参加する。音楽制作は、『Dreamscaper』などを手がけたゲーム音楽コンポーザーDale North氏が務める。グラフィックについては、ゲームプレイ時は手描き風アートスタイル、ムービーシーンではRooster Teethによる完全オリジナル3DCGアニメーションとなる。
「RWBY」の物語の舞台は、レムナントという世界。「グリム」と呼ばれるモンスターから人々を守るため、特殊な訓練を受けたハンターたちが日々戦い続けている。ハンター養成学校「ビーコン・アカデミー」に入学したルビー、ワイス、ブレイク、ヤンの4人は、「チームRWBY」として、ハンターになることを目指して訓練に励む。
ゲーム『RWBY: Arrowfell』のストーリーについては、本日おこなわれたRooster Teethによるオンラインイベント「RTX at Home 2021」にて、原作ライター陣から発表があった。発表によると、アニメ本編の「Volume 7」にて省略して描かれた「ある部分」に起きたことを描くストーリーとなるようだ。
また、原作の3DCGアニメ「RWBY」は、日本語吹替版が制作されている。現在は、「Volume 4」までリリースされており、「Volume 5」〜「Volume 7」の日本語版は8月25日以降に順次リリースされる。主人公たちの吹替は、早見沙織さん(ルビー・ローズ役)、日笠陽子さん(ワイス・シュニー役)、嶋村侑さん(ブレイク・ベラドンナ役)、小清水亜美さん(ヤン・シャオロン役)が担当。今回の発表では、日本語音声について触れられなかったが、本作でも日本語音声が楽しめることを期待したい。
本作の開発は、アメリカ・カリフォルニアに拠点を置くスタジオWayForwardがおこなう。『シャンティ』シリーズや、『熱血硬派くにおくん外伝 River City Girls』といった、2Dグラフィックのアクションゲームを多く手がけてきたスタジオだ。また、WayForward公式Twitterによると、日本時間の7月13日3時からおこなわれるオンラインイベント「RTX at Home 2021」内「RWBY Beyond」にて、本作が紹介されるようだ。同イベントは英語のみ対応だが、無料で視聴することができる。
『RWBY: Arrowfell』は、PC/Nintendo Switch/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに、2022年発売予定だ。