ノスタルジックホラーアクション『GOHOME』Nintendo Switch版が7月15日リリースへ。大音量で迫る怪異から逃げる、少女の奇妙な帰宅

レジスタは7月8日、『GOHOME』Nintendo Switch版を7月15日にリリースすると発表した。『GOHOME』は、怪異から逃げつつ帰宅を目指すサバイバルホラーゲームである。

有限会社レジスタは7月8日、『GOHOME』Nintendo Switch版を7月15日にリリースすると発表した。通常価格は1990円。ニンテンドーeショップでは予約購入が開始されており、8月3日23時59分までの期間10%オフの1790円で購入できる。


『GOHOME』は、怪異から逃げつつ帰宅を目指すサバイバルホラーゲームである。本作の主人公は7歳の少女、鈴木モザイ子。彼女は外出中に両親とはぐれてしまい、神社から1人で家に帰ろうとしていた。しかし、主人公の帰路には帰宅を阻む不審者(怪異)が待ち受けている。家路を急がせるとおりゃんせと交通事故。大音量のクシコスポストと共に迫る怪異。普段とどこか違う、夕暮れの街。主人公は家に帰ろうとする中、奇妙な状況に巻き込まれていく。


主人公が家に帰ろうと街を歩いていると、怪異たちが襲ってくる。怪異からの逃走は困難であるものの、幸いにも主人公はマンホールを使ったテレポートが可能。マンホールを踏むと、街中にある別のマンホールまで瞬間移動するので、マンホールテレポートを駆使しつつ家を目指すわけだ。

また本作には、首のない男が乗った単眼のゾウやピアノを弾く女、どこまでも主人公を追いかけてくる女など、対処法の異なる数種類の怪異たちが登場。怪異に接近されたり、発見されたりすると大音量のBGMが流れるなど、不気味でありながらノスタルジーやサイケデリックさも備えた、ただ怖いだけではない奇妙な世界が描かれている。


本作は、市松人形VTuberとして活動する市松寿ゞ謡氏が開発した作品である。2019年に、PC用フリーホラーゲームとしてオリジナル版が公開。2020年に配信されたSteam版では、『GOHOME』完全版として新たなオバケやマップも収録。さらに完全版では、2020年12月に実施されたアップデートで新マップやミニゲームも追加され、パワーアップした世界が表現されていた。

7月15日リリース予定のNintendo Switch版では、追加要素として『シャドーコリドー 影の回廊』とのコラボマップが登場。コンソール版『シャドーコリドー 影の回廊』にも、『GOHOME』とのコラボマップが配信されているが、今度は住宅街に巨大な能面の怪異がやってくるわけだ。また、開発者の市松寿ゞ謡氏は、本作を全年齢向けとして開発していたというが、CEROはB指定となったようだ。


『GOHOME』Nintendo Switch版は、通常価格1990円で7月15日リリース予定。8月3日までの期間は、10%オフの1790円で購入できる。また、PC向けには無料のデモ版と通常価格1555円のSteam版が配信されているほか、Android版も配信されている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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