『あつまれ どうぶつの森(あつ森)』7月になってできるようになること(2021年版)

本格的な夏・冬を迎えた『あつまれ どうぶつの森』。本稿では、2021年7月に入って『あつまれ どうぶつの森』で島に訪れた変化や月内に楽しめる季節イベントなどを紹介していきたい。

本格的な夏・冬を迎えた『あつまれ どうぶつの森』。北半球では冷たいプールが、南半球ではぬくぬくとしたこたつが恋しい季節がやってきた。それぞれの島では、6月から継続する季節イベントが楽しめるほか、新たな季節限定アイテムも登場する。本稿では、2021年7月に入って島に訪れた変化や月内に楽しめる季節イベントなどを紹介していきたい。

「たなばたのささ」には仕掛けあり


タヌキ商店の商品とは別途、たぬきショッピングにて並べられる季節限定アイテム。7月には、世界各国で開催されるお祭りにちなんだ4種のアイテムが用意されている。1日からは七夕にちなんだ「たなばたのささ」がオーダー可能だ。

このたなばたのささには、独自のちょっとした仕掛けがある。アイテムを調べることで、笹に飾られている短冊に書かれたお願いが覗けるのだ。内容はというと「毎日元気にすごせますよ~に」といった平凡な願いから、「素手でムシを触れますよ~に」という一際目立つものも。願い人が誰なのかは確認できないのだが、内容を見る限り、どうやら住民だけでなくNPCも短冊を書いて飾っているようだ。色とりどりの短冊を覗いて、誰が書いたものなのか予想してみるとより一層楽しめるかもしれない。

本作には残念ながら、過去作にあった七夕イベントは実装されていない。しかしながら本アイテムを複数飾ることで、七夕の季節感を満喫することができるだろう。たなばたのささの販売期間は7月7日まで。


また7月7日からは、海の日にちなんだ「かじのドアかざり」が販売される。こちらは新登場となるアイテムで、船を操縦する舵の形をした家のドア飾りになっているようだ。ときどき浜辺に倒れている海賊ジョニーから貰える、「かいぞくのたいほう」や「かいぞくのたからばこ」といった海賊シリーズの品々もあわせて飾りたいところ。販売期間は7月22日まで。

さらには7月10日から「フリジアぼう」が、7月15日から「ロデオふうスプリングゆうぐ」が販売される。注目したいのは、新登場となるパリ祭にちなんだフリジアぼう。フランスで自由の象徴とされる女性像であり、自由の女神として知られるマリアンヌが被っている帽子だ。本作では多色の帽子が用意されており、色違いのものが日替わりで並ぶとのこと。毎日チェックしてコンプリートを目指そう。フリジアぼうの販売期間は7月20日まで。ロデオふうスプリングゆうぐの販売期間は8月15日までとなっている。

抜け殻チェックをお忘れなく


次に7月の島々に生息する生き物のラインナップを見ていこう。6月から多数の生き物が生息している北半球。7月にはマンボウやナポレオンフィッシュ、クマゼミやオウゴンオニクワガタ、ミズクラゲやカブトガニといった多くの生き物がラインナップに加わっている。日差しの強い島々で、夏ならではの生き物を探してみよう。

なお最近本作を始めたという方は、木々に生き物が止まっていないか気にしながら島を散策するといいだろう。なかでも捕まえにくいのが「セミのぬけがら」。抜け殻は7月から8月の間に1日中見かけられるのだが、出現頻度は極めてレア。さらに木とほぼ同色の茶色の抜け殻は視認しづらく、木に止まっていても気づけないことがある。図鑑コンプリートのネックになりえるので、常日頃から注視しておくといいだろう。なお抜け殻のみを狙う場合は、出現する虫の種類が少ない19時から4時の時間帯がおすすめだ。

一方の南半球についてだが、7月から出現する新たな生き物はゼロ。厳しい冬の寒さを迎えたという事もあって、ラインナップの変化は寂しくなっている。とはいえ、マグロやイトウ、タラバガニといった冬ならではの生き物は多い。特に海の幸は高額な生き物が多く、冬の素潜りは小遣い稼ぎにぴったりだろう。

季節イベントは先月から継続


季節イベントは北半球と南半球、各エリアで6月から始まったイベントが継続しておこなわれている。北半球では「なつのかいがら」を拾い、貝殻を材料とするDIYレシピを風船などから入手することで、夏らしいイベント限定アイテムが作成できる。一方の南半球では、2つの雪玉を組み合わせて雪だるまづくりが楽しめる。バランスの良いカンペキな雪だるまを完成させて、冬にぴったりなイベント限定アイテムをゲットしよう。また島のあちこちで舞っている「ゆきのけっしょう」を虫あみですくい、風船などから手に入るDIYレシピを覚えることで、雪や氷にちなんだアイテムも作成できる。それぞれの季節に沿ったアイテムで島の彩りを華やかにしてほしい。

なお7月10日には、北半球・南半球共通イベントとして釣り大会が開催される。また北半球エリア限定となるが、7月24日には虫取り大会もおこなわれる。それぞれ第2・第4土曜日の9時から18時の間に開催されているので、参加したい方はスケジュールを空けておこう。

次回アップデートはいつなのか


このようにさまざまな季節イベントがおこなわれ、新登場となる季節限定アイテムが用意された『あつまれ どうぶつの森』。昨年のイベントを体験していない住民にとっては、充実したボリュームのコンテンツが取り揃えられている。しかしながら、継続的に島暮らしを送っているユーザーにとって目新しいのは季節限定アイテムぐらい。少々物足りなく感じるかもしれない。前回アップデートが実施されたのは4月。そろそろ何かしらの変化が欲しいところだろう。

米国任天堂社長のDoug Bowser氏は、先日おこなわれた「Nintendo Direct | E3 2021」後の海外メディアThe Vergeとのインタビューの中で、本作の今後の展開について言及。新たなアクティビティが楽しめるようになるアップデートを計画していることを示唆した(関連記事)。ただし具体的な内容や時期については明かされていない。“新たなアクティビティ”が昨年の夏に解禁された海開きのような大規模なものを指しているのか。はたまた季節限定アイテムのような比較的小規模のものを指しているのかは定かではない。


では、次回アップデートはいつなのか。あくまで筆者の推測になるが、おそらく8月までには何かしらのアップデートが実施されるものと思われる。というのも、昨年8月には大型季節イベントとなる花火大会が開催されている。この花火大会は毎週日曜日、計4回に渡っておこなわれた。そして花火大会は、ネタバレ対策のため現実時間と連動し、本体日付をイベント開催日時に変更しただけでは開始されないようになっていたのだ。よって、本年にも開催されるであろう花火大会に向けた調整が少なくとも8月までにはおこなわれるだろう。その際には、過去実施された2度目の大型季節イベントのように新要素が加えられる可能性も考えられる。いなりくじの景品追加や新たなアイテムの登場に期待を寄せたいところだ。

ちなみに、4月28日におこなわれた無料アップデートにて追加された季節限定アイテムについても、先述した「ロデオふうスプリングゆうぐ」までが公開済みのラインナップとなっている。今後のアップデートの動向をふまえて、新たな季節限定アイテムの導入有無にも注目しておきたい。

本格的な夏・冬を迎えた7月の島々。さまざまな季節限定アイテムで島の彩りを変えながら、2021年ならではの無人島ライフを楽しんでもらいたい。

Tetsuya Yoshimoto
Tetsuya Yoshimoto

ニュース担当。国内を中心に日々トレンドを探求しています。新しいものや可愛いものが好き。

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