対戦型ミステリーシミュレーション『CRIMESIGHT』Steam向けに発表。閉ざされた洋館で繰り広げられる頭脳戦

コナミデジタルエンタテインメントは6月25日、『CRIMESIGHT』を発表した。『CRIMESIGHT』は、閉ざされた洋館で発生する殺人事件を防ぎ、犯人を推理する対戦型ミステリーシミュレーションゲームである。

コナミデジタルエンタテインメントは6月25日、『CRIMESIGHT』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。6月26日から7月12日までの期間、クローズドベータテストの実施が予定されている。
 

https://twitter.com/CRIMESIGHT_JP/status/1408107709392556035

 
『CRIMESIGHT』は、閉ざされた洋館で発生する殺人事件を防ぎ、犯人を推理する対戦型ミステリーシミュレーションゲームである。2075年、ロンドンでは未来の凶悪犯罪を予測するAIが実用化され、世界の凶悪犯罪は90%減少していた。しかし、それでも防げない事件を起因に、AIは世界が破滅する未来を予測する。

危機感をもったシステム開発者たちは、破滅の原因となる犯罪の捜査と解決に特化したAI「Sherlock」を開発。そして、Sherlockは数多の事件を追う中で、ある事実を導き出した。事件の中心に蜘蛛のように居座る、犯罪諮問AI「Moriaty」の存在である。ある人物の未来における功績を予測し、それが結実する前に殺害することを目的としているAIだ。対立する二つのAIの間にて、吹雪によって6名の男女が閉じ込められた洋館の中で、誰かが殺害される未来が予測された。Sherlockは、犯罪の阻止と犯人の特定。Moriartyはターゲットの殺害を目指し、シミュレート空間上の頭脳戦が繰り広げられる。
 

 
洋館に閉じ込められた男女6人(Pawn)の中から、ターゲットとキラーが1名ずつランダムに選出される。プレイヤーは、2つの陣営にわかれてシミュレーションに参加。Moriarty側のプレイヤーは3つの条件を満たし、キラーにターゲットを殺害させることが目的だ。キラーが凶器を所持し、キラーとターゲットが同じエリアに存在し、同じ部屋に有効な視界をもったほかのキャラクターがいないときに、ターゲットの殺害条件が満たされてMoriarty側の勝利となる。

一方、Sherlock側のプレイヤーは犯罪を防ぎ、キラーを推理することが目的だ。ターゲットが4日目の朝終了時まで生きている場合、最終推理フェイズが開始される。キラーの特定に成功すると、特定したSherlock側のプレイヤーの勝利。キラーの特定に失敗すると、引き分け。また、救助が到着するよりも先に、状況からキラーを特定できてもSherlock側の勝利になる。公開されているゲーム画面には、6人のキャラクターの行動順や、救助がくるまでのターン数、操作可能なPawn数などが確認できる。両陣営のプレイヤーはキャラクターを操作しつつ、怪しい動きや状況などを参考に、推理と殺害を進めていくのだろう。
 

 
本作のクローズドベータテストが、2021年6月26日から7月12日の期間実施予定とされている。テストへ参加したい場合には、公式Twitterアカウントをフォローし、対象ツイートをリツイートするか、公式Discordサーバーへ参加し、対象投稿の指定の絵文字をクリック。どちらかをおこなったプレイヤーに、抽選で参加用のダウンロードコードが送られる。またクローズドベータテストは、13歳以上であり、日本を含む配信対象国に住んでいるプレイヤーが対象となる。
 

 
CRIMESIGHT』はSteamにて配信予定。クローズドベータテストへの参加は、TwitterかDiscordから応募できる。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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