『Apex Legends』にて誤BAN大量発生。アンチチートシステム誤作動で1万人以上がアカウント停止も、現在は復帰

 

Apex Legends』にて、アカウントが誤ってBANされる事例が多発していたようだ。6月24日未明より発生が伝えられている。発生環境については、PCであるとの報告が多数。試合中にマッチからキックされ、そのままアカウントの停止を告げるメッセージが表示されたとの声がSNS上で多く見られた。こうした状況を受け、Respawn Entertainmentは6月24日朝、『Apex Legends』においてアンチチートシステムの誤作動があったと報告。1万1369件のアカウントが、一時的に誤ってBANされていたと伝えた。Respawn Entertainmentはすでに問題を解決しており、影響を受けたプレイヤーのアカウントもすでに復帰させているとのこと。 
 

 
誤BANされたとの騒動は、先月5月にも発生していた(関連記事)。ただし当時起きた問題は、アカウントBANのメッセージが画面に表示されるものの、実際にアカウントが停止されたわけではなく、ログイン不能の状態に陥っていただけであったと伝えられていた。同問題は当日中に解決。今回の問題については、誤BANであったとのRespawn Entertainmentの報告内容から、メッセージの誤表示ではなく、実際にアカウントが停止されていたと見てよさそうだ。 

本件については、問題が発生していた24日午前3時の時点で、Respawn Entertainmentにてリードデザイナーを務めるChin Xiang Chong氏も反応。「Easy Anti Cheatを有料バージョンから無料バージョンに切り替えたら、もとより挙動が激しくなっちゃった」と冗談を述べつつ、対応を進めていると伝えていた。Easy Anti Cheatは、『Apex Legends』ほか『フォートナイト』など多くのオンラインゲームにて利用されているアンチチートミドルウェア。チート防止機能のほか、機械学習プロセスによってチートを検出することも可能としている。今回の誤BANについては、同ソフトウェアの誤作動が関連していると見てよさそうだ。その後Respawn Entertainmentは迅速に対応。今朝7時38分時点で、問題の解決を見ている。 
 

 
ちなみに余談ではあるが、『Apex Legends』公式Twitterアカウントにて、とある“ほのめかし”ツイートが話題を呼んでいる。先日同アカウントは、「もしスカルタウンを復活させたらどうしますか?」とツイート。シーズン5以来削除されていた、キングスキャニオンの人気スポットの復活を示唆しているのではないかと話題を呼んでいた。 

同アカウントは6月24日にもさらなるツイートを発信。「もしスカルタウンがアリーナマップだったらどうしますか?」との投稿をしている。もしツイートを素直に受け取るなら、スカルタウンが新たにアリーナモードのマップとして復活する可能性がある。もともと接敵率の高い地点として人気だったために、ハイペースな戦闘を特徴とするアリーナモードとは親和性が高そうだ。次回アップデートのパッチノートは6月25日に公開予定と伝えられているため、続報を待ちたいところである。