『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』2021年9月30日に発売へ。翡翠・琥珀の参戦と、Steam版も発表

TYPE-MOONは6月23日、情報番組「TYPE-MOON TIMES”Vol.3」内にて『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』を2021年9月30日に発売すると発表した。新トレイラーが公開され、Steam版も発表されている。

TYPE-MOONは6月23日、情報番組「TYPE-MOON TIMES”Vol.3」内にて『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA(メルティブラッド:タイプルミナ )』を2021年9月30日に発売すると発表した。放送内では、プレイアブルキャラクターとして翡翠と琥珀が登場することが明かされており、新トレイラーが公開されたほか、Steam版も発表されている。


『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』は、『月姫』を原作に描かれてきた格闘ゲーム『メルティブラッド』シリーズの最新作だ。本作では、8月26日に発売予定の『月姫』のリメイク版『月姫 -A piece of blue glass moon-』の世界観をベースに、キャラクタービジュアルの一新やバトルシステムの再構築など、現在の環境にあわせた新たな戦いが描かれる。

これまで『メルティブラッド』シリーズを手がけてきたフランスパンが引き続き本作を開発しており、ディライトワークスが制作・販売を担当。遠野志貴、アルクェイド・ブリュンスタッド、遠野秋葉、シエルを含めた10名以上がプレイアブルキャラクターとして登場予定。ストーリーモードでは、奈須きのこ氏が執筆するキャラクターごとのイベントストーリーも描かれる。


放送内では、プレイアブルキャラクターとして翡翠と琥珀が発表された。翡翠と琥珀は、『月姫』では遠野の屋敷に幼い頃から仕える使用人として登場する、双子の姉妹だ。本作での琥珀は、竹箒の仕込み刀や怪しげな植物、ほうきに乗って火炎瓶を投下するなど、マジカルでケミカルなアクションを展開。翡翠は、おたまやフライパン、掃除道具などを使った手近接攻撃や、暗黒翡翠拳なるエネルギー弾を放つなど、従来の『メルティブラッド』同様に、姉妹揃ってコミカルな戦いを繰り広げるようだ。

過去作では、2人1組のキャラクターとしても登場していたが、トレイラー内では翡翠と琥珀がそれぞれ1人で戦う姿が映されおり、個別のキャラクターとして登場するのだろう。


また本作には新しいバトルシステム、ムーンスキルおよびムーンドライブが導入される。ムーンスキルおよびムーンドライブは、攻撃のヒットなどで増加する月のマーク「ムーンアイコン」を消費して発動。ムーンスキルでは、ムーンアイコンを一定量消費して、方向キーと攻撃ボタンの組み合わせで出せる強化版の必殺技を繰り出す。ムーンドライブでは、ムーンアイコンが半分以上のときにすべてのムーンアイコンを消費し、強化状態へ移行。ムーンスキルの強化、マジックサーキットの増加、ジャンプと空中ダッシュの回数増加といった、強化効果が得られるようだ。また、従来のシリーズから、EX必殺技の発動などに使用するマジックサーキット、シールドシステム、ヒートシステム、強力な必殺技アークドライブとラストアークも引き続き登場する。なおシステム面では、クロスプラットフォーム対戦については非対応になることも告知された。


本作のパッケージ版などについても情報が公開されている。パッケージ版はPlayStation 4/Nintendo Switch版が発売予定。通常版は、パッケージ/デジタル版ともに税込7480円。初回限定版も用意され、武内崇氏による描き下ろしアートボックスや、奈須きのこ氏へのインタビューも掲載したMELTY BLOOD読本、シリーズのサウンドの歴史と本作の楽曲を収録した3枚組「MELTY BLOOD SOUND COLLECTION」も付属し、1万1880円。また、全プラットフォーム向けに発売されるデジタル限定版には、「MELTY BLOOD読本」と「MELTY BLOOD SOUND COLLECTION 」が一度に楽しめる電子ブック&ミュージックプレイヤー「MELTY BLOOD ARCHIVES」が付属し、こちらも1万1880円となっている。


MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』は、PlayStation 4/Nintendo Switch/Xbox One/PC(Steam)向けに2021年9月30日発売予定。6月24日10時からは、パッケージ版の予約も開始される。また約1か月前となる8月26日には、本作の世界観のベースとなるADV『月姫 -A piece of blue glass moon-』も発売予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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