サバイバルホラー『帰り道』7月にリリース予定。家路で殺人鬼と対峙する、チラズアート新作

国内のインディーゲーム制作チームであるチラズアート(Chilla’s Art)は、『帰り道(Walk Home)』を発表した。『帰り道』は、チラズアートが開発中のサバイバルホラーゲームである。

国内のインディーゲーム制作チームであるチラズアート(Chilla’s Art)は、『帰り道(Walk Home)』を発表した。Steamのストアページによると、リリース時期は2021年7月とされている。
 

 
『帰り道』は、チラズアートが開発中のサバイバルホラーゲームである。本作の舞台は、殺人鬼が潜む日本のある街だ。主人公は家に帰ろうとしている中、帰り道で恐怖体験にあうようだ。Steamのストアページには、数枚のスクリーンショットが公開されている。建物の屋上やマンションの階段、街路などが確認できるが、いずれも空は暗く人気がない。主人公は夜の街で、殺人鬼と対峙することになりそうだ。

また、本作を開発しているチラズアートは、『夜勤事件』や『幽霊列車』に代表されるホラーな雰囲気を描くウォーキングシミュレータ型と、『赤マント』や『雪女』といった怪異との対決が中心となるサバイバルホラー、主に2種類のホラーゲームをリリースしている。本作のジャンルはサバイバルホラーとされており、殺人鬼との対決が描かれるのだろう。そのほか、本作にはパズルや探索要素も導入されているという。
 

 
前述のとおり、チラズアートは兄弟でホラーゲームを開発している国内の制作チームだ。同チームは、夜の学校で怪異と退治する『花子さん』、実在のホラースポットを舞台にした『犬鳴トンネル』など、2019年以降精力的に短編ホラー作品をリリース。VTuberやゲーム実況者などを中心に、人気を博してきた。

6月にリリースされた前作『例外配達』では、バグを中心に評価を落としつつも、Steamのユーザーレビューでは200件以上の評価により非常に好評を獲得している。VHS風の演出によるホラーな雰囲気や、社会派な内容が評価の理由となっているようだ。またチラズアートは、クラウドファンディングプラットフォームPatreonで、支援者向けのベータ版や記事の公開をおこなっている。本作の情報やベータ版も、Patreonで一足先に公開されることだろう。

『帰り道』は、Steamでのリリースへ向けて開発中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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