Cygamesは6月21日、『ウマ娘 プリティーダービー』にて強制アップデートVer1.5.5を実施し、ゲーム内へルームマッチ機能を追加した。同機能の登場により、ほかのトレーナーと自由にレースを開催できるようになっている。
『ウマ娘 プリティーダービー』は、かつて名勝負や名レース、大記録を生んだ競走馬の名前を継承した「ウマ娘」たちが繰り広げるクロスメディアコンテンツ。ゲーム版は、トレーナーとしてウマ娘たちを育てるシミュレーションゲームである。
6月21日12時におこなわれた強制アップデート後より、ホーム画面のレース項目内にルームマッチ機能が登場している。新しく追加されたルームマッチは、殿堂入りウマ娘を出走させ、ほかのトレーナーたちとレースを繰り広げられる機能だ。
レース開催時には、まずはベースとなるG1レースを選択する。たとえば、天皇賞(春)なら京都/芝/3200m(長距離)/右・外、有馬記念なら中山/芝/2500m(長距離)/右・内と、ベースとなるG1レースの条件が開催するレースへと適用されるわけだ。シンプルモードなら、G1レース27種類からベースを選んだあとは、天候ややる気など一部の設定はランダムなまま簡単にレースが開催可能だ。詳細モードでは、季節/天候/バ場状態/やる気/育成ランクの上限と下限、出走人数と出走時間、プライベート枠およびレースの観戦可否を決定し、詳細な条件設定のもとでレースが開催できるようになっている。
これまでの『ウマ娘 プリティーダービー』のPvPレースはランダムマッチングであり、レース条件もランダムなチーム競技場と、出走機会そのものが限られるチャンピオンズミーティングだけだった。そのため、チャンピオンズミーティングに向けて育成した殿堂入りウマ娘の試走や各種検証の際には、ストーリーモードのレースを活用するなど、PvPとは異なる環境を利用する必要があったわけだ。ルームマッチの登場により、自由な条件のレースをトレーナー間で開催できるようになったことで、レース展開に関する研究や、ステータスのチェックなどもしやすくなっている。
またルームマッチでは、最大18人のトレーナーがそれぞれ好きなウマ娘を出走登録できる。つまり、18人の同じウマ娘によるレースも可能。特定のウマ娘だけを募った奇妙なレースがトレーナーの間では流行中だ。18人のゴールドシップやハルウララがコースを駆ける姿は、一見の価値があるかもしれない。
『ウマ娘 プリティーダービー』は、PC(DMM GAMES)/iOS/Android向けに配信中。6月21日12時にはガチャの更新もおこなわれ、脚質追込でマイル/中距離の適性をもつ新育成ウマ娘[アマゾネス・ラピス]ヒシアマゾン、レアスキル昇り龍をもったパワー用のSSRサポート[Head-on fight!]バンブーメモリーなども登場している。