育成ローグライトRPG『モン娘ぐらでぃえーた』Steam/スマホ版7月25日リリースへ。モンスター娘を育成し、闘技場制覇を目指す【UPDATE】

 

【UPDATE 2021/07/09 18:38】
ZephyrStudioは7月8日、『モン娘ぐらでぃえーた』Steam/iOS/Android版の発売日を10日前倒しし、7月15日にリリースすることを発表した(関連記事)。

【原文 2021/06/16 20:34】
国内の個人ゲーム制作サークルZephyrStudioは6月15日、『モン娘ぐらでぃえーた』Steam/iOS/Android版を7月25日にリリースすると発表した。SteamおよびGoogle Playのストアページはすでに公開されている。

https://twitter.com/ZephyrStudioJP/status/1381442169420963843


『モン娘ぐらでぃえーた』は、カードを使ってモンスター娘を育成し、闘技場の制覇を目指すローグライト育成RPGである。本作の舞台は、18年前に戦争が終わって以来、亜人たちが迫害され続けている世界だ。亜人復興協会では、亜人の保護と社会復帰を目標に活動がおこなわれていた。社会復帰といっても、さまざまな事情から亜人たちにできる仕事は少ない。そこで協会では、身分に関係のなく誰でも参加できる闘技場が社会復帰の手段として使われていた。

主人公は、亜人復興協会に所属するモンスターブリーダーとして、同協会の新人トレーナーコメットと共に、モンスター娘を育成。安定した生活が送れるというランク3の制覇を目指し、戦いと育成の日々を送っていく。


主人公たちは、育成カードを使ってトレーニングを実施し、モンスター娘を鍛える。育成カードには、それぞれ経過する日数と、使用時に発動する効果が設定されている。モンスター娘の強さは、HP/筋力/知力/頑丈/精神/愛情の6ステータスで表現されており、育成カードによってステータスを上昇させることで、彼女たちを強く成長させるわけだ。

1日以上経過する育成カードを使用すると、闘技場での戦闘、HPの回復/減少、ショップ、技の習得など、移動先のマスに応じてイベントが発生する。戦闘では、時間経過によって溜まっていくAPを消費し、確率で命中する技を使用。相手のHPを削りきれば勝利、育成中のモンスター娘が倒れてしまえばゲームオーバーとなる。


また戦闘後には、使い捨ての育成カードが獲得できる。HPを消費する代わりに、経過日数なしでステータスを増強できるカードなど、強力な育成カードを上手く使うと、強力なステータスを誇るモンスター娘を育てることもできる。しかし本作では、HPは自動的に回復しない。戦闘中に負ったダメージや、トレーニングによって消耗したHPは、何らかの手段で回復しない限りそのまま継続される。格下のモンスター娘が相手であっても、瀕死の状態では負ける可能性があるため、HPには気を配る必要があるわけだ。

要素としては、手に入れた育成カードの売却/複製ができるショップマスや、勝つとアーティファクトがもらえるエリートモンスター娘との戦闘マスも存在している。またモンスター娘たちは、それぞれデフォルメされた可愛らしいデザインで表現されている。最初はシバイヌとドラゴニュートの2人だけが育成できるものの、プレイ後に獲得するマジックストーンを使うと、ランダムな要素がアンロック可能。下半身が鳥で、初期アーティファクトにAP上昇速度アップを持つオーストリッチや、好戦的な性質だとされながら、ご飯をくれる相手になつく白鯨モビー・ディックなど、特性やモチーフの異なるモンスター娘たちが育成可能になっていく。そのほか、気軽に遊べるカジュアルから、死闘が待つ試練4や5まで、7段階の難易度も用意されている。


本作を開発しているのは、個人ゲーム制作サークルZephyrStudioの湊あおい氏だ。同氏のツイートによると、本作は『モンスターファーム』シリーズや『ダンジョンメーカー』などの影響を受けており、そうした同氏の推し作品を知ってもらうことも、開発の動機の一つであるという。また、2021年2月のPC版(DLSite/メロンブックスDL/BOOTH)リリース後には、リリース記念のデザインコンテストを実施。コンテストによって選ばれた、2人の新しいモンスター娘と育成カードも後日実装予定とされている。


モン娘ぐらでぃえーたSteam/iOS/Android版は、7月25日リリース予定。PC版は、DLSite/メロンブックスDL/BOOTHでも500円から550円で販売中だ。