Modus Gamesは6月14日、『Soulstice』を発表し、2022年にリリース予定であると告知した。対応プラットフォームはPlayStation 5/Xbox Series X|S/PC（Steam）。Steamのストアページは日本語化されているものの、現時点で日本語は対応言語に含まれていないようだ。
『Soulstice』は、ハイペースな3Dアクションゲームである。聖なる国keidasでは、ベールの向こう側からレイスという凶悪な存在が侵入してきており、世界のバランスが崩れつつあった。レイスは生者を喰らい、人を堕落させてその肉体へと憑依する。彼らは、2つの魂が融合した存在「キメラ」を除いて誰にも止められず、生者は食い尽くされようとしていた。本作の主人公であるBriarとLuteは、キメラとして生まれ変わった姉妹。超人的な強さと回復力を誇る妹Briarと、神秘的な力を持つLuteは、レイスに荒らされた街Ildenを取り戻すべく、戦いを繰り広げていく。
本作では、2人の主人公を同時に操作する。Briarで敵に近接攻撃を叩き込みながら、Luteの力で戦場をコントロール。さらに2人の力を組み合わせると、変身してキメラの真の可能性を発揮するなど、多彩なシステムが搭載されたハイペースな戦闘が展開されるという。武器のアンロックやアップグレードにより成長する要素が存在するほか、ベールの向こう側からはレイス以外の敵もやってくる。公開されたPV内では、大剣を軽々と振り回し、スタイリッシュに敵を切り刻むBriarの姿や、ハンマーを持ったオークのような敵、弓を番えて遠距離から攻撃してくる敵の姿も確認できる。また、2人は廃墟と化した街Ildenを探索し、パズルや謎を解くような場面。上空に空いた裂け目に近づくにつれて、周囲の環境は歪み、脅威は強まっていくそうだ。
本作を開発しているのは、イタリアのスタジオReply Game Studiosだ。PC Gamerの記事によると、本作は『ダークソウル』などから雰囲気に影響を受けつつ、戦闘は『デビル メイ クライ』や『ベヨネッタ』のような速いペースのデザインを採用。またアートスタイルでは、「ベルセルク」や「クレイモア」のようなマンガ作品の雰囲気を取り入れ、日本とヨーロッパの美意識の中間を目指しているそうだ。
『Soulstice』は、PlayStation 5/Xbox Series X|S/PC（Steam）向けに、2022年リリース予定。公式サイトのメーリングリストに登録すると、限定のゲームプレイ動画などが見られるそうだ。
