ドイツのインディーデベロッパーCrafting Legendsは6月14日、ゴアパンクARPG『Death Trash』について、現地時間8月5日に早期アクセス配信を開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、6月17日からはデモ版の配信も予定している。
『Death Trash』は、ポストアポカリプス世界を舞台にした見下ろし視点のアクションRPGだ。クトゥルフ的なコズミックホラーと、サイバーパンクが渾然一体となった世界観を特徴としている。本作の舞台は、名状しがたいモンスターたちに占拠された植民惑星、Nexusだ。モンスターたちの出現に伴い、一般市民たちは閉鎖された居住環境に避難している。主人公はそういった保護をうけられなかった放浪者となり、同じく荒野をさまよう人間やモンスター、時には機械などの脅威に対処しながら生き抜くことになる。
本作はRPGとして自由度を重視しており、見た目や能力にわたる細かなキャラクターメイキングが可能だ。また、道中では会話が可能なNPCが登場し、それらは人間に限らず機械やモンスターの場合もある。NPCとは友好的に接することも、殺害してしまうことも可能。どういったデメリットがあるのかは明示されておらず、自分で確かめるのも楽しみのうちだろう。マニュアルセーブにも対応しているとのことで、危険な実験をおこなう際も安心だ。
戦闘はリアルタイムアクションとなっており、銃を使った遠隔戦闘はもちろん、ハンマーなどの近接武器と回避を駆使して敵に立ち向かうことも可能だ。ほかにも、敵の視界から隠れつつ隙をうかがうといったステルスプレイもできる。武器やアイテムはインベントリシステムで管理し、クラフト要素も盛り込まれている。プレイヤースキルには戦闘関連のもののほか、スリでアイテムを盗み取るもの、“ゲロを吐く”などのユニークなものもある。
本作はシングルプレイヤーのほか、ローカル協力プレイにも対応予定。オンライン協力プレイの対応予定はないものの、SteamのRemote Play Together機能には対応するとのことだ。
『Death Trash』はPC(Steam)向けに、現地時間8月5日から早期アクセス配信開始予定。今月6月17日からはデモ版の配信を予定している。