時代劇映画アクション『Trek to Yomi』2022年発売へ。光と影のコントラストが描く、生死を超えた武士道

パブリッシャーのDevolver Digitalは6月13日、『Trek to Yomi』を発表した。『Trek to Yomi』は、時代劇映画のようなビジュアルが特徴の横スクロールアクションゲームだ。

パブリッシャーのDevolver Digitalは6月13日、横スクロールアクション『Trek to Yomi』を発表した。対応プラットフォームはPS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC(Steam)。リリース時期は2022年で、本作は日本語表示と音声に対応している。 
 

 
『Trek to Yomi』は、時代劇映画のようなビジュアルが特徴の横スクロールアクションゲームだ。主人公は、若き剣士ヒロキ。彼は亡き師匠との誓いを守り、自身が愛する里やそこに住まう人々を守るべく脅威に立ち向かう。悲劇に直面し、義務に縛られた孤独な侍の、生死の境界を超えた熾烈な戦いが描かれる。本作は、光と影を巧みに用いた劇的な表現が特徴的。ときにスポットライトのように光が降り注ぎ、ときに影絵劇のようにドラマが展開する。 

ヒロキの前に立ちはだかるのは、無数の雑兵の群れから、強豪の風格を漂わせる武将まで、さまざまな敵たち。ストアページの説明によれば、ヒロキが戦うのは武士だけでなく、超自然的な存在も相手どることになるようだ。戦闘においては刀同士のチャンバラアクションに主眼がおかれ、緊張感の高いバトルが展開することがうかがえる。相手との間合いを保ちつつ、動作を読みあって攻撃を見切ることが重要となるのだろう。 
 

 
トレイラーからは、さまざまな戦場をヒロキが駆け抜ける姿が確認できる。雨の降りしきる田園地帯や、弓矢の降り注ぐ戦場。また、城郭が崩落するダイナミックなシーンや、城下一帯が火の海に包まれる衝撃的なカットも映し出される。劇的な効果をふんだんに使った演出とともに、どのようなドラマが語られるかにも注目したいところだ。 

開発を手がけるのは、ロサンゼルスに拠点をおくゲームディレクターの Leonard Menchiari氏と、ポーランドのデベロッパーFlying Wild Hog。Menchiari氏はこれまで、ピクセルアートアクションアドベンチャー『The Eternal Castle』などをリリースし高い評価を得ている。同氏はシネマトグラファーとしての経験もあり、『Trek to Yomi』はその知見がふんだんに活かされた作品となりそうだ。開発においては、Menchiari氏を『Shadow Warrior』シリーズで知られるFlying Wild Hogがサポートするかたちになるようだ。 
 

 
Trek to Yomi』は2022年、PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC(Steam)向けに配信を予定している。 

Yuki Kurosawa
Yuki Kurosawa

生存力の低いのらくら雰囲気系ゲーマーです。熾烈なスコアアタックや撃ち合いを競う作品でも、そのキャラが今朝なに食ってきたかが気になります。

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