サイコロジカルホラー『Doki Doki Literature Club Plus!』海外向けに発表、6月30日配信へ。『ドキドキ文芸部!』の追加要素収録版

サイコロジカルホラー『Doki Doki Literature Club Plus!』海外向けに発表、6月30日配信へ。『Doki Doki Literature Club Plus!』は、『ドキドキ文芸部!』の追加要素収録版だ。

Serenity Forgeは6月12日、『Doki Doki Literature Club Plus!(ドキドキ文芸部プラス!)』を海外向けに発表した。発売日は6月30日で、対応プラットフォームは、PlayStation 4/PlayStation 5/Xboxプラットフォーム/Nintendo Switch/PC(Steam/Epic Gamesストア)。発表にあわせて、公式サイトやSteamのストアページも公開されている。なお、Steamのストアページに日本語対応表記があるものの、国内向けのリリースについては明らかになっていない。


『Doki Doki Literature Club Plus!』は、2017年にPC用フリーゲームとしてリリースされた『Doki Doki Literature Club!(ドキドキ文芸部!)』に追加要素を収録したノベルADVゲームである。本作の主人公は、暇な時間をアニメやゲームに費やしている高校生だ。彼は、部活にも入らず自堕落な高校生活を送っていた。しかし、ある日幼馴染のサヨリに誘われ、女子生徒ばかりの文芸部へと入部。幼馴染で、元気いっぱいなサヨリ。強気な振る舞いをするものの、可愛らしいものが好きなナツキ。物静かでミステリアスな性格のユリ。文芸部の頼れる部長モニカ。4人の女子生徒と共に、ゲーム序盤は詩と恋愛の物語が描かれていく。なお、本作のジャンルはサイコロジカルホラー。ゲームの進行と共に、甘い塗装の裏に隠された恐怖も明らかになる。


『Doki Doki Literature Club Plus!』では、前述のとおりいくつかの追加要素が収録されている。友情と文芸を描いた6話のサイドストーリー。壁紙や新規CG、コンセプトスケッチといった100枚以上の画像。13曲以上の追加楽曲。HD化した新しいアートワークも収録。追加要素により、新しい魅力が描かれているのだろう。

本作を開発しているのは、オリジナルの『Doki Doki Literature Club!』を開発した、アメリカのインディーゲームデベロッパーTeam Salvatoだ。なお、オリジナル版『Doki Doki Literature Club!』のSteamストアページでは、15万7000件以上のユーザーレビューにより圧倒的に好評を獲得。また、日本語字幕には対応していないものの、有志翻訳による非公式の日本語化パッチも配布されている。


Doki Doki Literature Club Plus!』は、海外向けに6月30日リリース予定。海外向けには、モニカがジャケットイラストになった特典付きのパッケージ版も販売予定とされている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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