『デス・ストランディング』ディレクターズカット版PlayStation 5向けに発表。サムがダンボール箱と格闘する意味深な映像も公開
デジタルゲームイベント「SUMMER GAME FEST」内にて6月11日、『デス・ストランディング(Death Stranding)』のディレクターズカット版『DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』が発表された。対応プラットフォームはPlayStation 5。発売時期は「近日公開予定」とされている。あわせてトレイラーが公開されている。また、プレイステーション公式Twitterから、国内向けの発表もおこなわれた。本作は『デス・ストランディング』をPlayStation 5用にリマスター化。詳細は後日伝えられるそうだ。
『デス・ストランディング』は、Kojima Productionsが手がけた、分断された大陸を繋ぎ直すストランドゲームである。本作の舞台は、「デス・ストランディング」と呼ばれる現象により、人類が分断された世界。地上には、急激に物質を劣化させる時雨や、あの世から現れる座礁物「BT」も現れ、人類は存亡の危機に立たされていた。
主人公のサム・ポーター・ブリッジズは、そんな世界で荷物を運搬する伝説の運び屋である。大統領から任務を請け負ったサムは、カイラル通信ネットワークにより世界を再び繋ぐため、東海岸から西海岸を目指して北米大陸を横断。あの世と繋がった赤ん坊BBと共に、長い旅路を歩む。移動に重点をおいたゲームプレイ、橋や道路の建設、カイラル通信の繋がったエリアでほかのサムと協力できるオンラインシステムなどにより、繋がりが描かれていく。
ディレクターズカット版のトレイラーでは、テロリストらしき武装した集団が警備する倉庫へサムが侵入。緊迫した空気の中、サムがおもむろにフラジャイル・エクスプレスの段ボール箱を手にし、みかんを地面にばらまく一幕や、箱の中に入ろうとする様子など、意味深なシーンが映されていた。その後、サムは何事もなかったかのようにダンボール箱を棚へ戻し、立ち去っていく。ディレクターズカット版では、小島秀夫監督の過去作のように、ダンボール箱でステルスアクションを繰り広げたりするのだろうか。数週間以内に続報が明かされるとのこと。
『デス・ストランディング』ディレクターズカット版は、PlayStation 5向けに発売予定。同作の通常版は、PlayStation 4/PC(Steam/Epic Gamesストア)にて販売されている。