2Dアクション『メイドさんを右にミ☆』Nintendo Switch版6月10日リリースへ。屍を積み上げながら右を目指す

国内の同人サークルPlatineDispositifは5月31日、『メイドさんを右にミ☆』Nintendo Switch版を6月10日に発売すると発表した。『メイドさんを右にミ☆』は、鉄球を持ったメイドが廃城を進んでいく2Dアクションゲームである。

国内の同人サークルPlatineDispositifは5月31日、『メイドさんを右にミ☆』Nintendo Switch版を6月10日に発売すると発表した。同人ゲームをコンソールに移植する、メディアスケープの「Play,Doujin!」プロジェクトから発売予定。また本作は、PlayStation 4/PlayStation Vita向けにも発売予定であるが、SIEのチェックの関係でスケジュール調整中だという。
 

 
『メイドさんを右にミ☆』は、鉄球を持ったメイドが廃城を進んでいく2Dアクションゲームである。本作の舞台は、東欧のとある国だ。この地には、かつて吸血の不死王が存在し、ハンターによって退けられたと伝えられていたが、吸血の不死王は完全に退治されたわけではなかった。ここ数年の間には、廃城の周囲に化け物たちが徘徊するようになり、不死王が100年の眠りを経て復活を遂げたという噂も流れ始めていた。事態を受け、領主はかつて不死王を退治したハンター一族に討伐を依頼。しかし、やってきたのは鉄球を手にしたメイドさんだった。
 

 
領主の依頼を受けてやってきたメイドさんは、吸血の不死王を退治するため、廃城の中を攻略する。メイドさんは、移動とジャンプ、鉄球を使った攻撃にくわえて、一定距離を素早く滑るスライドダッシュ、鉄球を振り回してジャンプや攻撃が強化されるパワーチャージが可能だ。トゲやハンマーといったトラップの数々と、敵の攻撃を潜り抜け、ステージの最奥では各エリアのボスを討伐。廃城を右へ右へと進んでいく。屍の山を築きながら攻略するような、難易度の高さも特徴だろう。

また本作は、2004年にPlatineDispositifがPC用同人ゲームとしてリリースした『メイドさんを右に』がベースとなっている。しかしながら、公式サイトによると『メイドさんを右にミ☆』にはモダンな仕様への魔改造が施されており、半新作ともいうべきリメイクにあたるという。旧作を当時遊んだプレイヤーも、新しい気持ちでプレイできそうだ。
 

 
本作を開発しているPlatineDispositifは、紫雨陽樹氏による個人サークルだ。同サークルの家庭用コンソール向け作品としては、探索型2Dアクション『チェルシーさんは7の魔神をブッ殺さねばならない。』と、横スクロールSTG『GUNDEMONIUMS』が発売中。また、PC用同人ゲームも多数リリースされている。

メイドさんを右にミ☆』Nintendo Switch版は、6月10日配信開始予定。PlayStation 4/PlayStation Vita版もリリース予定とされている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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