『トイレットペーパーはバスケットボールになりたい』Steam向けに発表。バスケットゴールを目指す3Dアクション

『トイレットペーパーはバスケットボールになりたい』Steam向けに発表。トイレットペーパーを操作し、バスケットゴールを目指す3Dアクションゲームだ。

KIMIDORI SOFTは5月26日、『トイレットペーパーはバスケットボールになりたい』のSteamストアページを公開した。同ストアページによると、6月18日のリリースが予定されている。


『トイレットペーパーはバスケットボールになりたい』は、あるトイレットペーパーの夢を叶えるハードな3Dアクションアドベンチャーゲームである。本作の主人公はトイレットペーパーだ。ロール単位で販売され、時折品薄になり、トイレではいつも我々を清潔に保ってくれるあのトイレットペーパーである。

ほかのトイレットペーパーがどう思っているかはわからないが、本作に登場するトイレットペーパーには、「バスケットボールになってバスケットゴールに入る」という夢があった。しかし、もちろんトイレットペーパーはバスケットボールにはなれない。そこで、本作ではせめて後半の夢を実現しようと、トイレットペーパーがパスケットゴールへ入ろうとする壮大な冒険が描かれる。


トイレットペーパーは、バスケットゴールが存在する体育館や公園、街の中などを訪れ、夢を叶えようとする。しかし、ゴールへの道のりには障害物が立ちはだかる。たとえば体育館では、ロイター板や跳び箱、巨大バスケットボール、平均台といった障害物が登場。ステージ中にはいくつかのカギも設置されており、トイレットペーパーはジャンプやローリングで移動し、カギを集めつつゴールを目指すようだ。

また、身軽さを活かして上昇気流に乗ったり、紙を伸ばして足場を作ったり、ブランコを利用して遠くへ飛んだり、クイズに答えたりなど、ステージごとにさまざまなアクションが展開される。こうしたトイレットペーパーらしいアクションやギミックも、本作の魅力なのだろう。バスケットゴールへできるだけ遠くから入ることも目的の一つであり、世界ランキングも用意されているそうだ。


本作を開発しているのは、Steamで300円シリーズを展開しているKIMIDORI SOFTだ。生卵を操作して目玉焼きになる3Dアクションアドベンチャー『LOST EGG』シリーズの開発元でもあり、同シリーズはSteamのユーザーレビューで「非常に好評」を獲得している。本作も、『LOST EGG』シリーズと同様変わった視点の作品でり、奇抜なアイデアには期待できるだろう。また、『トイレットペーパーはバスケットボールになりたい』のストアページには300円シリーズ第6弾との記載があるため、過去作同様310円での販売が予想される。


『トイレットペーパーはバスケットボールになりたい』は、Steamにて6月18日に配信予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

記事本文: 2579