『マインクラフト』またしても“8年間存在していたバグ”が修正される。空中浮遊するお花はもう見られない


マインクラフト』にて、またしても“年代物”のバグが修正されたようだ。Mojangは5月20日、『マインクラフト』最新スナップショット21W20Aを公開した。今回のアップデートでは、ウーパールーパーが水の中以外では死んだふりをしなくなったり、ラマがピースフルモードで唾を吐いてこなくなったりといったMobの挙動に変更が加えられた。QoL面では、GUI ナレーションに、ホバリングやフォーカスされたエンティティの位置と用途が含まれるようになった。このほか、晶洞の出現率がさらにレアなものに。根付いた土をクワで耕すと土になり、垂れ根のアイテムがドロップされるようになっている。

変更点としては、比較的控え目なアップデートとなった今回のスナップショット。一方で注目を集めているのが、バグ修正の項目だ。『マインクラフト』のバグといえば、先日“8年間存在していたバグ”が修正されたことで話題を集めた(関連記事)。そのバグとは、「金床でアイテムを修理した際、金床の耐久度が尽きて壊れてしまうと、修理していたアイテムが地面に散らばってしまう」というもの。2012年の金床実装直後から確認されてきた不具合であり、多くのユーザーから仕様同然として認知されてきた。今年5月のスナップショット21W18Aをもって修正されている。

そして、このたび21W20Aにて修正されたとあるバグは、金床損傷バグより1か月ほどさらに古い。公式不具合トラッカーによれば、同バグが確認されたのは2012年10月のこと。不具合の内容は、ワールド生成にまつわるものだ。「背の高い草」「背の高い花」「サトウキビ」「雪」「木」などのブロックが、本来位置すべきではない場所に生成されてしまうという不具合である。このバグにより、たとえば水辺の周囲にある砂・砂利の上に草が生えてしまったり、溶岩・水辺の上に浮遊する草木が発生してしまったりしていたようだ。
 

 
トラッカーにて編集履歴を見てみると、Mojangが同バグと格闘してきた歴史を垣間見ることができる。バグの確認直後から十数枚の証拠画像が添付されており、バグの発生頻度は高め。2013年にいったん「解決済み」のステータスになるものの、その後も発生報告の画像がアップロードされており、2016年には未解決の不具合としてふたたびオープンの状態に。発生対象のブロックも、最初は草ブロックにのみ確認されていたのが、次第に木や雪ブロックにまで拡大していったことがわかる。

その後も発生報告は後を絶たず、2019年にはようやくMojangでの優先順位が「重要」に引き上げ。また、2021年1月にはなぜか人種差別的なファイル名の画像が大量にアップロードされる“荒らし”に利用された形跡も見られる。とはいえ放置されていたわけではなく、2012年の確認以降は8年間絶えることなくケース収集が続けられてきていたようだ。長年開発者の頭を悩ませてきたバグは、5月19日をもって晴れてふたたび「解決済み」のステータスになっている。
 

 
スナップショット21W20Aをもってようやく解決された本バグ。ただし、実は完全に解決されたわけではなく、「木」ブロックだけはいまだに不適切な位置に生成されてしまうことがあるという。空中浮遊する植生を見られるのは、今のうちだけかもしれない。もしワールドで見かけたら、裏側にある長きバグとの戦いに思いを馳せてみてはいかがだろうか。