中世オープンワールドアクション『Rustler』正式リリース日発表。悪たれ主人公の“グランド・セフト・ホース”

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パブリッシャーModus Gamesは5月18日、Steamで早期アクセス配信中のオープンワールドクライムアクションゲーム『Rustler』の正式リリース日を発表した。リリースは現地時間8月31日予定で、同日に海外PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S、そしてNintendo Switch向けにも配信予定だ。


『Rustler』は、インディーデベロッパーJutsu Gamesが手がけるオープンワールドクライムアクションゲームだ。開発者曰く「歴史的に不正確」な中世ヨーロッパ風の世界を舞台にしている。プレイヤーは頭がツルツルのならず者となり、多彩な犯罪やクエストをこなしていく。本作は今年2月より早期アクセス配信を開始していた(関連記事)。

オープンワールドで犯罪ができるゲームといえば『グランド・セフト・オート(以下GTA)』が思い浮かぶ。本作は“グランド・セフト・ホース”を標榜しており、『GTA』初期作品へのリスペクトのもとに制作されているようだ。トレイラーでは馬上の人を引きずりおろして馬を奪う、というどこかで見た一幕も確認できる。主人公を追いかける守衛の馬は、海外の警察車両のように、赤と青にまばゆく光る始末だ。


本作のテイストは一貫してコミカル、かつハチャメチャ。本作におけるユーモアは、70年代に人気を博し、現在も根強い人気のあるコメディシリーズ「モンティ・パイソン」などの影響も受けているそうだ。トレイラーでは「聖なる手榴弾(Holy Hand Grenades)」を投げる様子が見られる。これは映画「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」に登場した小物。古くは『ウィザードリィIV ワードナの逆襲』や、最近では『テラリア』などのゲームタイトルにも登場した、由緒正しい(?)ミームだ。

ほかにも作中では、「牛をカタパルトで空に打ち上げる」「両腕を切り落とされた騎士が“かすり傷だ!かかってこい!臆病者!”と叫ぶ」などのユーモアが散りばめられている。こうした不条理なギャグセンスも、「モンティ・パイソン」の影響を受けてできたものかもしれない。


ゲーム内のおふざけ具合とは対照的に、デベロッパーのJutsu Gamesは短いスパンで真面目に 本作のアップデートをおこなっている。各パッチノートにはバグフィックスや操作性の改善、ゲームバランスの調整など多岐にわたる修正点が記されている。

また、本作のSteamディスカッションを見るかぎりでは、コミュニティのフィードバックにもしっかり耳を傾けているように見受けられる。正式リリース時にはサブクエストの追加や、ファストトラベルの実装などの追加要素も予告されている。 さらなる品質向上にもある程度期待が持てそうだ。

本作開発元のJutsu Gamesは、過去に高評価作品を世に出しているスタジオだ。警察への緊急通報を受け、人員を派遣しトラブルを解決する『911 Operator』や、その続編で救急通報をテーマにした『112 Operator』を過去に手がけている。いずれもSteamユーザーレビューでは「非常に好評」の評価を受ける作品だ。社会を支える人々にスポットライトを当てていたJutsu Gamesが突然、治安を悪化させる側に回ったのは興味深い。いずれにせよ、手堅いゲーム作りの経験には一定の信頼がおけるのではないだろうか。

『Rustler』のSteamストアページでは 無料で本作を体験できるデモ版も配信されているので、気になった方は中世のチンピラになってひと暴れしてみてはどうだろうか。『Rustler』は、現地時間8月31日正式リリースだ。

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