高難易度3DアクションRPG『Mortal Shell』国内向けPlayStation 5版発売。憑依と硬化のソウルライク

DMM GAMESは5月20日、『Mortal Shell』国内向けPlayStation 5版を販売開始した。『Mortal Shell』は、海外のスタジオCold Symmetryが開発した、遺骸をまとって戦う高難易度な3DアクションRPGである。

DMM GAMESは5月20日、『Mortal Shell』国内向けPlayStation 5版を販売開始した。価格はダウンロード版が税込4378円、期間限定生産のパッケージ版が税込4478円。パッケージ版には、PlayStation 4版『Mortal Shell』のプロダクトコードも同梱されているほか、8月31日までの期間はダウンロード版にもPlayStation 4版が付属する。また、すでにPlayStation 4版『Mortal Shell』を所持している場合には、8月31日までの期間限定でPlayStation 5版へ100円でアップグレードできる。
 

 
『Mortal Shell』は、海外のスタジオCold Symmetryが開発した、遺骸をまとって戦う高難易度な3DアクションRPGである。海外向けにはPlaystackがパブリッシャーを務めているが、PlayStation 4/PlayStation 5向けの日本語版はDMM GAMESから販売されている。

本作の主人公は、白い人型の存在だ。彼には、誰かの遺体(シェル)を身にまとう能力が備わっている。たとえば戦士の遺体をまとえば、ステータスやアビリティも遺体にあわせて変化し、生前の戦士のような戦いができる。主人公は、生身では非常に打たれ弱いが、誰かの亡骸をまとうことで力を借り、探索を進めていく。遺体に憑依した状態でHPが尽きると、主人公は遺体から弾き出されるものの、その時点ではゲームオーバーにならない。もう一度だけ遺体に憑依して、HPが全快した状態で戦闘可能。主人公が憑依する遺体は全部で4体用意されており、リソースを支払い遺体の名前を知ることで能力が開放されるなど、強化要素も導入されている。

もう一つ、主人公には硬化能力が備わっている。硬化能力は、発動すると石のように固くなり、敵の攻撃を防ぐものだ。攻撃の最中などにも硬化可能であり、強力な防御手段といえる。本作では、回避やパリィとあわせて硬化によって敵の攻撃を防ぎつつ、遺体の力を借りながら、待ち受けるボスの討伐を目指すわけだ。
 

 
遺体への憑依と硬化。主人公の2つの能力はそれぞれ強力であるが、本作には回復アイテムが消耗品しか存在しない。敵の攻撃はそれぞれダメージが大きく、回復手段が限られているために、フィールド探索中から緊張感のある戦いが展開される。多くを語らないストーリーや世界観もあわせて、ソウルライクな体験が本作の特徴だろう。なお、本作は2021年4月時点で、全世界累計販売本数が50万本を突破しているそうだ。
 

 
PlayStation 5版では、最大4K解像度/60FPSでの動作に対応。PlayStation 5に搭載されたSSDにより、ローディングもPlayStation 4版の半分以下に抑えられているという。DualSenseのハプティックフィードバックへも対応しており、よりリアルで臨場感のあるバトルが繰り広げられるそうだ。また、PlayStation 5版の発売を記念し、Twitter上ではキャンペーンも実施中。『Mortal Shell』日本語版公式Twitterをフォローし、対象ツイートをリツイートすると、メタルポスターが抽選で6名にプレゼントされるそうだ。応募期間は、5月26日17時までとなっている。
 

 
Mortal Shell』日本語版は、DMM GAMESからPlayStation 4/PlayStation 5向けに発売中。また、日本語に対応したXbox One/Xbox Series X|S/PC(Epic Gamesストア)版も配信中だ。Steam版も2021年夏配信予定となっている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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