Razer、マウスやキーボードなどのゲーミングデバイスを一斉値下げ。BasiliskやKrakenなどの主力製品も対象

ゲーミングデバイスを展開するRazerは5月13日、一部自社製品の価格を改定すると発表した。本記事では、値下げ対象の製品から注目のものをピックアップして紹介していく。

ゲーミングデバイスを展開するRazerは5月13日、一部自社製品の価格を改定すると発表した。先日「Viper Ultimate Mercury White」の値下げが発表されていたが(関連記事)、同製品を含めたさまざまなデバイスが値下げされるようだ。本記事では、値下げ対象の製品から注目のものをピックアップして紹介していく。

対象製品と変更価格は以下のとおりだ:。

マウス
● Razer Basilisk Ultimate (RZ01-03170100-R3A1)
16,980円 → 14,980円(税込)

● Razer Basilisk V2 (RZ01-03160100-R3M1)
8,980円 → 7,480円(税込)

● Razer Naga X (RZ01-03590100-R3M1)
9,980円 → 7,480円(税込)

● Razer DeathAdder V2 Mini (RZ01-03340100-R3M1)
6,480円 → 4,480円(税込)

● Razer Viper Mini (RZ01-03250100-R3M1)
5,280円 → 3,980円(税込)

キーボード
● Razer Cynosa V2 (RZ03-03400100-R3M1)
● Razer Cynosa V2 JP (RZ03-03401500-R3J1)
6,480円 → 5,980円(税込)

● Razer Huntsman Mini – Clicky Optical Switch (RZ03-03390100-R3M1)
● Razer Huntsman Mini Mercury White – Clicky Optical Switch (RZ03-03390300-R3M1)
● Razer Huntsman Mini JP – Clicky Optical Switch (RZ03-03390600-R3M1)
● Razer Huntsman Mini JP Mercury White – Clicky Optical Switch (RZ03-03390900-R3M1)
16,980円 → 13,980円(税込)

● Razer Huntsman Mini – Linear Optical Switch (RZ03-03390400-R3M1)
● Razer Huntsman Mini Mercury White – Linear Optical Switch (RZ03-03390200-R3M1)
● Razer Huntsman Mini JP – Linear Optical Switch (RZ03-03390800-R3M1)
● Razer Huntsman Mini JP Mercury White – Linear Optical Switch (RZ03-03391100-R3M1)
16,980円 → 14,980円(税込)

オーディオ
● Razer Kraken Mercury White (RZ04-02830400-R3M1)
● Razer Kraken Quartz Pink (RZ04-02830300-R3M1)
9,980円 → 7,980円(税込)

Razer Basilisk Ultimate (RZ01-03170100-R3A1)


Basilisk Ultimateは同社が手掛けるワイヤレスマウスで、11個のボタン、ホイール荷重、14個のライティングゾーンがカスタマイズ可能になっている。Razerのワイヤレス技術「Razer HyperSpeed」は、ほかのワイヤレス技術に比べて25%高速とされており、FPSなどの反応速度が求められるゲームでも遅延を感じさせない作りになっている。そして、新型のオプティカルセンサー「Focus+」を採用し最大20000DPI、650IPSというトラッキング性能を誇っている。また、マウススイッチに赤外線センサーを用いることでチャタリング(誤入力)を防止するのと同時に、応答時間の向上にもつながっている。専用の充電ドックを使用すれば置くだけでマウス本体の充電ができ、LEDの発光によりマウスの電池残量が一目で分かるようになっている。

また、同じスペックで有線タイプのBasilisk V2も値下げとなっている。こちらはBasilisk Ultimateの約半額で購入可能だ。

Razer DeathAdder V2 Mini (RZ01-03340100-R3M1)


DeathAdderシリーズは、初代DeathAdderが2006年に登場してからRazerの看板商品として新作、限定品が毎年のように作られている。DeathAdder V2 Miniはシリーズ初の小型版として2020年に登場した。DeathAdderシリーズの特徴として挙げられるエルゴノミクスは継承しつつ、手の小さい人でも持ちやすくなるようサイズを改められ、重量も62gと軽量で知られるViper Miniの61gに肉薄する。ゲーミングデバイスとしてだけでなく、在宅ワークのお供としても有用だろう。DeathAdder V2と比較してセンサーの性能は劣るものの、いわゆるゲーミングマウスとしての性能は十分持っており、「Razer Synapse 3」上でボタンのカスタマイズも可能だ。

Razer Huntsman Mini


Huntsman Miniシリーズは、キー配列(英字、日本語)、キースイッチ(リニア、クリック)、配色(Black、Mercury White)の計8種類から選択可能なゲーミングキーボード。最大の特徴はテンキーレスで横幅29㎝のサイズ感だろう。PCまわりをコンパクトにしたい方にもおすすめだ。

着脱可能なType-Cケーブルを採用し、持ち運んでの使用も想定されていることからeスポーツ大会での使用例も多い。また、Razerオリジナルのキースイッチは従来のメカニカルスイッチとは異なる光学式センサーのため応答速度、耐久性に優れている。「Clicky Optical Switch」と「Linear Optical Switch」は、それぞれいわゆる「青軸」と「赤軸」に分類されるスイッチだが、Cherry MXスイッチやその互換スイッチとは異なり、軸にガイドが設けられているためスイッチを押し込む時の軸ブレが少ないという利点がある。

Linear Optical Switch
Cherry MX レッドキースイッチ


クリック軸はアクチュエーションポイントが1.5mm、リニア軸が1.2mmと、非常に短く設定されている。そのほかにもNキーロールオーバー、アンチゴースト機能が搭載されている。もちろんLEDライティングのカスタマイズも可能だ。

Razer製品はAmazonなどのECサイトのほか、デバイス専門店、家電量販店などで購入が可能だ。

Ryo Agawa
Ryo Agawa

FPSするかフライトシムのプレイ中にソシャゲの日課をこなす日々。バンドを組んだり小説を書いたりと、趣味が無法地帯

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