『ウマ娘 プリティーダービー』不具合対応のためVer.1.2.10へ差し戻しへ。育成が快適化していたもののフリーズ報告が後を絶たず


Cygamesは5月12日、『ウマ娘 プリティーダービー』のアプリのバージョンをVer.1.2.10へ戻す予定があることを発表した。この対応は、同アプリにおいて数多く報告されている不具合に対応するもの。5月13日のVer.1.3.0への強制アップデート後には、ギャラリー機能やガチャ履歴機能の導入も予定されていたが、今回の対応によって追加機能の登場も先送りとなる。


『ウマ娘 プリティーダービー』には、5月13日の強制アップデートに先駆け、5月10日にVer.1.3.0が配信されていた。同アップデートでは、ゲーム内に新たなコンテンツなどが導入されたわけではない。しかしながら、各種UIや演出の調整、育成中の継承イベントを倍速再生した際のパラメータアップ演出の速度調整など、細かな機能改善が実施されている。

中でも、育成中に2度発生する継承イベントの演出速度調整の恩恵は大きく、アップデート以前は順番に表示されていた継承因子が、一気に表示されるように変更。以前から連打によってイベントを手早く済ませる手法は存在していたものの、アップデートによって倍速中の継承イベントにかかる時間が大幅に短縮され、ウマ娘を少しだけ早く快適に育成できるようになっていた。多数のウマ娘を育成するトレーナーほど、恩恵のあるアップデートだったと言えよう。

https://twitter.com/Tiger_Soldier_/status/1391705896460460034


しかし、育成が少し快適になった裏側では、不具合も発生していたようだ。Twitter上には「アップデート後からウマ娘がプレイできなくなった」「アプデ後からウマ娘が結構落ちる」「ウマ娘がフリーズする」「チーム闘技場で対戦したらフリーズする」など、アプリが勝手に終了してしまったり、フリーズしてしまうといった報告が多数上がっている。不具合が発生しているシチュエーションは、ホーム画面から育成中までさまざまであるが、PC版でプレイしている筆者は遭遇していないことを踏まえても、主にスマートフォン版で不具合は発生していたようだ。

こうした不具合の発生を受けて、Cygamesは5月12日にアプリのバージョンを現行のVer.1.3.0からVer.1.2.10へ戻す対応を予定していると発表。強制アップデート後の導入が予定されていた、イベントが回想できるギャラリー機能と、ガチャ履歴機能も先送りとなったわけだ。なお、5月14日からはPvPレースイベント「チャンピオンズミーティング タウラス杯」の初開催も予定されている。現在のところ同イベントに対する変更の発表はないことから、予定どおりレースが執りおこなわれるのだろう。

ウマ娘 プリティーダービー』は、PC(DMM GAMES)/iOS/Android向けに配信中。