『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』新動画公開。PS5の6か月独占になるほか、続編の開発は順調に進んでいるなど新情報も

スクウェア・エニックスは5月7日、『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード(FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE)』の新たな動画を公開した。『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』は、短くとも6か月間はPlayStation 5の時限独占となる。 

スクウェア・エニックスは5月7日、『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード(FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE)』の新たな動画を公開した。「Final Trailer」と題された映像では、追加キャラとして収録されるヴァイスの登場シーンや、ユフィの新規エピソードDLC「FF7R EPISODE INTERmisson」の内容などが一部確認できる。


『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』は、2020年4月にPlayStation 4向けとして発売された『ファイナルファンタジーVII リメイク』に新しい要素を追加した作品である。対応プラットフォームはPlayStation 5。ライティングやフォグの調整、一部テクスチャ解像度の向上が実施されており、舞台となるミッドガルをよりリアルで鮮明に描写。ゲームモードは、4Kで描画するグラフィックモードと、60fpsで動作させるパフォーマンスモードに切り替え可能。フォトモードでは画角や露出の調整をしながらスクリーンショットの撮影ができるという。

本作では神羅の極秘地下実験施設「ディープグラウンド」を統べる純白の帝王ヴァイスとの追加バトルや、ユフィの視点で描かれる新規エピソードDLCも登場。同DLCでは、神羅カンパニーが開発した究極のマテリアを狙い、ミッドガルに足を踏み入れたユフィとソノンの物語が描かれるそうだ。なお、『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』は、短くとも6か月間はPlayStation 5の時限独占となる。


今回公開された「Final Trailer」では、『ファイナルファンタジーVII リメイク』本編でも描かれたクラウドたちの戦いや、新キャラクターヴァイスのシーンが展開された後、ユフィの新規エピソードDLC「FF7R EPISODE INTERmisson」の内容が映された。ウータイからミッドガルへやってきたユフィは、ダチャオ豆なる食べ物を振る舞ったり、コンドルフォートというゲームに興じたりするようだ。コンドルフォートは、多数のユニットを操り、2つの陣営にわかれて戦うミニゲーム。剣が弓に強く、弓が盾に強い3すくみの要素や、リジェネやポイズンといった魔法陣を盤上へ設置し、戦局に影響を与える要素などが搭載されているようだ。

動画の後半では、神羅カンパニーの兵器開発部門統括であり、ユフィたちと因縁のあるスカーレットと、『ダージュ オブ ケルベロス ファイナルファンタジーVII』の登場人物ネロとよく似た男性も登場。最新型のバトルアーマーに搭乗したスカーレットやネロらしき人物が、ユフィたちの前に立ちはだかるのだろう。また、本動画の公開がおこなわれた放送「『FINAL FANTASY VII THE FIRST SOLDIER』公式生放送#0 神羅カンパニー私設強化兵募集案内」内では、『ファイナルファンタジーVII リメイク』の続編についても触れられた。野村哲也氏によると、続編の開発は、前のめりに順調に進んでおり、クラウドが大自然を走っている風景など、前作とは違った雰囲気の物語が展開されるそうだ。


ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』は、PlayStation 5用ソフトとして2021年6月10日に全世界同時発売予定。PlayStation 4版(PS Plus経由での入手除く)を所持しているプレイヤーは、発売日以降に100円でアップグレード可能。セーブデータの引き継ぎにも対応している。ただし、ユフィの新規エピソードDLC「FF7R EPISODE INTERmisson」をプレイするためには、別途DLC(税込2178円 )の購入が必要だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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