ハクスラARPG『アウトライダーズ』装備品消失バグ被害者への救済措置開始。段階的にアイテムを復旧へ

スクウェア・エニックスは5月6日、『Outriders(アウトライダーズ)』にて発生していた装備品消失バグについて、影響を受けたプレイヤーへの復元作業の第1段階を開始した。

スクウェア・エニックスは5月6日、現在発売中のハクスラアクションRPG『Outriders(アウトライダーズ)』にて発生していた装備品消失バグについて、影響を受けたプレイヤーへの復元作業の第1段階を開始した。

本作においては、以前配信されたアップデートをきっかけに、インベントリがワイプされてしまう現象が一部のプレイヤーに発生。影響を受けたキャラクターが使用不可になる場合もあった。このバグについては今年4月配信のパッチにて対処されており(関連記事)、現時点ではワイプは食い止められた状態にあるとされている。そして今回、被害者の救済措置が開始されたという流れだ。


本作の開発元People Can Flyは、装備品消失バグに遭遇したプレイヤーを、プレイヤーキャラクター単位でグループA・Bの2つに分けて順次対応予定だ。グループAには、装備品を失った上に、サーバー接続エラーが出てプレイ不可の状態にあるプレイヤーキャラクターが含まれる。そしてグループBは、装備品を失ったが引き続きプレイ可能なプレイヤーキャラクター。影響を受けたプレイヤーキャラクターのほとんどグループAに該当するそうで、今回復旧作業が開始した。

両グループでは復旧の対象も異なる。グループAにおいては、まず装備品消失バグに遭遇した時点で装備していたすべてのアイテムが、レア度にかかわらず復旧。インベントリ内のレジェンダリーアイテムや、栄誉チャレンジを完了して獲得した報酬もすべて復旧される。一方で、インベントリ内のレジェンダリー以外のレア度のアイテムに関しては、復旧されるのは20個までとなる。こちらはレア度の高いものから優先され、次に取得日の近いものが優先対象となり復旧される。

なおグループAの対象者は、バグの影響を受けていないプレイヤーキャラクターに、以前売却したレジェンダリーアイテムが最大20個まで提供される場合があるそうだ。それらのアイテムは強化(god-rolled)された状態にあり、そのまま使用するも売却するも、あるいはスクラップにするも自由とのこと。


開発元People Can Flyは、今回のグループAの復旧状況を見守り、問題ないと判断すればグループBの復旧作業に移るとしている。時期は未定。グループBのプレイヤーキャラクターでは、インベントリ内にあったレジェンダリーアイテム20個までと、栄誉チャレンジで得たすべての報酬が復旧される。復旧内容が限定されているのは、バグの影響を受けていないプレイヤーキャラクター(グループC)との切り分けが技術的に困難なためだそうだ。

なお、開発元は復旧作業に全力を注いでいるものの、100%正確にひとつひとつのアイテムを復旧できない可能性はあるとしている。今回の装備品消失バグに遭遇した方は、改めて本作にログインして復旧状況をチェックしてみよう。

『Outriders(アウトライダーズ)』は、PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに発売中だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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