『バイオハザード RE:バース』の配信日は2021年の夏期予定。『バイオハザード ヴィレッジ』と同時配信ではない
来月5月8日にカプコンより発売される『バイオハザード ヴィレッジ』。同作には無償特典としてオンラインプレイ専用タイトル『バイオハザード RE:バース』が付属する。一方、その配信日については、本編と同時リリースではなく、2021年の夏頃となるようだ。
『バイオハザード RE:バース』は、『バイオハザード』シリーズ25周年を祝して制作された、オンライン専用のマルチプレイヤーアクションゲーム。レオンやクリスをはじめ、『バイオハザード7 レジデント イービル』のジャック・ベイカーなど、シリーズお馴染みのキャラクターたちを操作し、4~6人でデスマッチを繰り広げる。
対戦ルールはポイントマッチ方式となっており、試合終了時にもっとも多くのポイントを獲得したプレイヤーの勝利。ステージ内に配置された武器やアイテムを駆使し、銃撃戦を繰り広げる。プレイヤーに殺された際のシステムに特徴があり、倒されたプレイヤーは屈強な肉体をもつB.O.W.(有機生命体兵器)に変異。ステージ内のウイルス獲得量に応じて強力なゾンビになることができ、敵プレイヤーへのリベンジを狙うことが可能となっている。
そんな『バイオハザード RE:バース』は、今年1月に配信されたWEB番組「バイオハザード・ショーケース」にて発表。その際に明かされた配信時期は、2021年内となっていた。このように具体的な配信日程についてのアナウンスはなかった一方、過去には『バイオハザード RE:3』と『バイオハザード レジスタンス』が同時展開されたこともある。『バイオハザード RE:バース』もまた、同梱元となる『バイオハザード ヴィレッジ』の発売と並行してサービス開始されると予想していたプレイヤーも少なくないだろう。
しかし今回、情報発信者向けプログラム「バイオハザードアンバサダー」の会員に送られたメールにて、『バイオハザード RE:バース』の配信時期が2021年の“夏期”となることが告知された。公式サイトでも「2021年 夏サービス開始予定」との記載が確認できる。海外メディアGameSpotなどもこの件を報じており、同作は『バイオハザード ヴィレッジ』の発売後からしばらく遅れてのサービス開始となるようだ。
『バイオハザード RE:バース』については、今月には全対応プラットフォーム向けにオープンベータテストを実施。すでにベースは完成している状態であったが、4月のオープンベータテストでは一時マッチング障害に見舞われるトラブルも見られた(関連記事)。現在はベータテストで得たフィードバックをもとに、マッチング周りを含め、さらに磨きをかけているのだろう。また、オンラインプレイ専用タイトルということで、同梱元の『バイオハザード ヴィレッジ』とはまた異なるフローで開発が進んでいるのかもしれない。いずれにせよ、まずは『バイオハザード ヴィレッジ』本編をじっくり楽しむかたちとなりそうだ。
『バイオハザード RE:バース』は、『バイオハザード ヴィレッジ』の付属タイトルとして2021年の夏期に配信予定。なお『バイオハザード ヴィレッジ』については、最終体験版が5月2日から5月10日にかけて全対応プラットフォーム向けに配信される。上記期間中には、60分間のみ本編の一部を楽しむことが可能だ。