メトロイドヴァニア『ミアステール~デズニフの遺跡~』Nintendo Switch/Steam向けに配信開始。スタジオ最前線とサクセスが手掛ける、遺跡探索ワイヤーアクション


国内のパブリッシャーであるデジマースは4月15日、『ミアステール~デズニフの遺跡~』の配信を開始した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PC(Steam)。価格は2200円となっている。
 

 
『ミアステール~デズニフの遺跡~』は、特殊機関のメンバーとして遺跡を探索する、2Dワイヤーアクションゲームだ。本作の舞台は、ミアステールという瘴気を帯びた魔素が発生している世界である。20XX年某日、某国の暗い森にて、王立情報部がミアステールの発生源を発見した。報告を受けた王国は、発生源を調査するべく専門機関である王立特殊遺跡調査部の派遣を決定。主人公のオーラ=モウキッシュは、王立特殊遺跡調査部に所属する調査隊員として、遺跡を訪れることになる。しかし、裏社会ではすでに遺跡の存在が知られていたようで、遺跡では盗掘団の手による発掘が進められていた。さらに、遺跡内部にはミアステールの影響で凶暴化した動物や、魔物も徘徊している。オーラは戦いながら調査を進め、やがて異なる文明の痕跡が残された、遺跡の謎にも迫っていく。
 

 
ミアステールの影響下では現代技術が機能しない。そのためオーラは、ワイヤーとリボルバー、爆弾を使って探索をおこなう。ワイヤーは、壁や天井、宙に浮かぶオブジェクトなどに突き刺し、ワイヤーの根元までオーラを高速で引き寄せる装置。突き刺してから引き寄せられるまでの時間が短く、引き寄せるスピードも早いため、ワイヤーで自在に移動するには慣れが必要になるだろう。しかし上手く扱えば、垂直の壁を登ったり、空中を高速で飛び回ったり、慣性を活かしたスタイリッシュな動きも可能になっている。さらに、通常の敵にはワイヤーを使った高火力な攻撃も可能だ。

また遺跡の内部には、巨大化した狼や謎の大きなモンスターなど、ボスが待ち構えている。ボス戦においては、オーラはワイヤーを使って敵の攻撃を避けつつ、リボルバーと爆弾を使って攻撃。攻撃手段であるリボルバーと爆弾には、複数の弾薬と火薬が用意されており、状況に応じて切り替えながら戦闘を進めていく。戦いや探索によって、オーラ自身のレベルやワイヤーの長さなどが強化されていくほか、エリアを調査する順番でストーリーが変化するそうだ。また本作は、『海腹川背 Fresh!』などの開発を担当しているスタジオ最戦前とサクセスが企画・開発を行っている。
 

 
『ミアステール~デズニフの遺跡~』は、Nintendo Switch/Steam向けとして、2200円で配信中だ。