サイバーパンク探偵ADV『Tales of the Neon Sea』がEpic Gamesストアにて期間限定無料配布中。美しいピクセルアートで描かれる、暗鬱とした事件の謎


Epic Games は4月2日、Epic Gamesストアにて『Tales of the Neon Sea』の期間限定無料配布を開始した。配布期間は4月9日の午前0時まで。Epic Gamesアカウントへログイン、もしくは新規作成してゲームを入手すれば、配布期間終了後もゲームをプレイすることができる。定価は1780円だ。

『Tales of the Neon Sea』は、2019年4月にリリースされた探偵アドベンチャーゲームだ。開発元は、中国のデベロッパーであるPalm Pioneer。物語の舞台は、自我を持つロボットと人間が同じ世界に生きている未来。ロボットと人間はお互いに衝突しあいながらも、支え合いながら生活を営んでいた。主人公はそんな世界に生きる私立探偵だ。警察に失望し、退職して私立探偵となった元警察官の主人公は、事件を解決する傍らで酒に溺れる日々を送っていた。

しかし、ある日突然天空に現れた巨大な要塞が太陽の光を遮ったことで世界が変化。都市は人工光のもとでは真昼のように明るくも、影のもとでは欲望が渦巻く世界と変貌した。変わり果てた巨大都市“ネオンの海”で探偵業を続けていた主人公は、とあるバーで事件に遭遇する。何の変哲もない失踪事件。そう思いながら調査を始めた矢先、長年追い続けていた行方不明の殺人鬼の存在が浮かび上がる。

本作はポイント・アンド・クリック方式のアドベンチャーゲームだ。プレイヤーは事件現場を調査したり、証拠を分析したり、果てはNPCへの尋問を行ったりと、あらゆる手段を駆使して事件の謎に迫っていくこととなる。事件の謎解きはパズル要素も強く、美しいピクセルアートで描かれた世界を探索してヒントを見つけつつ、事件の謎を解き明かそう。


現在は日本語には対応していないものの、鋭意対応を進めているようだ。3月25日にはSteamのストアページにて公式からローカライズ支援の募集が投稿されており、ゲーム内テキストの中国語・英語・対象言語を表にしたGoogleスプレッドシートが公開されている。もちろん日本語も対象となっており、Googleスプレッドシートの編集ができれば誰でも翻訳に参加することができる。なお、本作は発売時に日本語対応予定である旨が告知され、一時期は日本語ファイルが配布されたものの、現在は校正不足を理由に削除されている。今回のEpic Gamesストアの無料配布でゲームを手に入れて好感触だったプレイヤーは、ぜひローカライズ支援にも参加してみてほしい。

サイバーパンク探偵ADV『Tales of the Neon Sea』は、Epic Gamesストアにて期間限定無料配布中だ。配布期間は4月9日午前0時まで。なお、4月9日午前0時からはゲーム開発会社を舞台にしたADV『3 out of 10: Season Two』の無料配布が予定されている。