『ニーア レプリカント ver.1.22474487139…』スローライフRPGを謳うエイプリルフールトレーラー公開。動物とふれあい、個性的な住人たちと交流

スクウェア・エニックスは4月1日、『ニーア レプリカント ver.1.22474487139…(NieR Replicant ver.1.22474487139…)』のエイプリルフールトレーラーを公開した。トレーラーによると、同作はスローライフRPGであるという。疑わしい。

スクウェア・エニックスは4月1日、『ニーア レプリカント ver.1.22474487139…(NieR Replicant ver.1.22474487139…)』の新たな動画として、エイプリルフールトレーラーを公開した。トレーラーによると、同作はスローライフRPGであるという。


『ニーア レプリカント ver.1.22474487139…』は、2010年4月にPlayStation 3向けとして発売された、ヨコオタロウ氏による作品『ニーア レプリカント』のバージョンアップ版である。スローライフRPGを謳うエイプリルフールトレーラーによると、本作ではのんびりとガーデニングが楽しめるという。動画内には、主人公の青年が植物に水を与え、トマトやカボチャに手を加えているシーンが映されており、確かにガーデニング要素はあるようだ。続いて、動画では動物とのふれあい要素が紹介されている。巨大なイノシシに乗って草原を駆け、鹿に追い回され、ヤギに跳ね飛ばされる主人公。いささか野性味が強いものの、動物と触れ合っていることは間違いない。


そのほか、本作には個性あふれる住人たちが登場する。「もう……おしまいだ。」と絶望を抱えていた住人が、次のシーンでは「呪われたヨソ者が!」と元気に主人公を罵倒。仮面の街では、個性的な装いの住人たちが個性的な言語で何かを語っている。なかなか歯ごたえのある、ハートフルな異文化コミュニケーションが楽しめそうだ。映像を見る限り、植物を育て、動物とふれあい、個性的な住人たちが登場しており、スローライフ作品の代表的な要素が揃っているのは事実だろう。ただし本作の内容を考慮すると、スローライフの意味合いが一般的なスローライフとは異なるようにも思われる。


本作は、『ニーア オートマタ』の世界が形作られた経緯も描かれる3DアクションRPG。主人公の少年は、不治の病「黒文病」にかかってしまった妹のヨナを救うため、封印されし言葉を探す旅へと出ることになる。過去の放送や動画によると、ベースとなる『ニーア レプリカント』よりも、グラフィックのクオリティが最新の技術によって引き上げられ、アクションも当時のテイストを残しつつ気持ちよく戦えるようにバージョンアップが施されている。

ニーア レプリカント ver.1.22474487139…』は、通常版が税込8580円で、4月22日にPlayStation 4/Xbox One版が発売予定。またSteam版は、4月24日に発売予定となっている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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