メトロイドヴァニア『ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー』3月27日に正式リリースへ。価格改定前の最後のセールが実施中

PLAYISMおよびWHY SO SERIOUS?は3月11日、Steamにて早期アクセス配信中の『ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー』を3月27日に正式リリースすると発表した。正式リリースに先駆け、現在セールも行われている。

弊社アクティブゲーミングメディアのインディーゲームブランドPLAYISMおよびWHY SO SERIOUS?は3月11日、Steamにて早期アクセス配信中の『ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー』を3月27日に正式リリースすると発表した。フルリリースにあわせて、Stege5およびStage6の追加と、2200円への価格改定が実施予定。正式リリースに先駆け、現在セールも行われている。

『ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー』は、「ロードス島戦記」を原作とした探索型2Dアクションゲームである。主人公は、「ロードス島戦記」の登場人物の1人であるディードリット。なぜか見知らぬ場所で倒れていた彼女が周囲の探索を始めるところから、「ロードス島戦記 誓約の宝冠」へとつながる空白の物語が描かれる。

ディードリットは、近接武器と弓、精霊魔法を使って探索を進めていく。近接武器は、レイピアやナイフなどの軽い武器から、ハルバードといった重量級の武器まで、多彩な武器が装備可能。バックダッシュやスライディング、ジャンプを使った動きも交えつつ、基本的には武器を使って敵と戦闘を繰り広げる。


また、精霊使いであるディードリットは、風の精霊シルフと炎の精霊サラマンダーを使役できる。使役している精霊によって、扱える魔法とディードリット自身の属性が変化。本作の敵には、6面ダイスによって表現された6段階の属性耐性が設定されており、たとえば炎の耐性6を持った敵にサラマンダーを装備して攻撃すると、攻撃が無効化されてしまう。一方で、敵の属性攻撃もディードリットの属性によって無効化可能であり、精霊使いらしく精霊の切り替えがゲームプレイに組み込まれているわけだ。

精霊には、敵への攻撃や撃破によって上昇し、被弾によって下がる精霊レベルも搭載。精霊レベルが高い状態を保つと、HPの自動回復や攻撃力の増加といったメリットが得られる。そのほか、弓を使ったギミック、ボスとの戦闘、ディードリットのレベルも導入されており、ディードリットをアクションゲームのキャラクターへ落とし込んでいることも、本作の特徴だろう。

正式リリース時には、前述のとおりStage5および6が追加される。Stage5では、4の最後に現れた強敵を追いかけ、ディードリットは古びた洋館「騎士の館」の中へ。そこから、終幕へと向かう物語が描かれるそうだ。


本作は、KADOKAWAの協力の下、国内の2DゲームクリエイターチームTeam Ladybugが開発を担当している。Team Ladybugの前作『Touhou Luna Nights』では、「東方Project」のキャラクターであり、時間を操る程度の能力を持った十六夜咲夜を、時間停止を使ったギミックとアクションで見事に表現していた。Steamでも『Touhou Luna Nights』は、8000件以上のユーザーレビューにより圧倒的に好評を獲得しており、同じメトロイドヴァニアであり、原作のあるキャラクターが主人公の本作でも、その手腕は発揮されている。

また、フルリリースが行われる3月27日の20時からは、記念番組「ロードス島戦記祭 最新ゲーム発売記念生特番」がYoutubeなどで放送予定となっている。放送内では、本作の実況プレイや、10分でわかるロードス島戦記といったコーナーが実施。「ロードス島戦記」の生みの親である水野良氏もゲストとして登場予定だ。


『ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー』は、Steamにて3月27日に正式リリース予定。現在価格改定前の最後のセールが行われており、3月13日午前2時までの期間は、20%の1056円で購入できる。また、同期間中は『Touhou Luna Nights』も33%オフのセール価格となっている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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