『ウマ娘 プリティーダービー』で、ハルウララが有馬記念に勝利。1週間で負けイベントが打ち破られる

『ウマ娘 プリティーダービー』にて、ハルウララが有馬記念に勝利したようだ。1週間で負けイベントが打ち破られている。

ウマ娘 プリティーダービー』にて、ハルウララが有馬記念に勝利したようだ。負けイベントを見事に覆してみせたのは、国内のトレーナーの1人であるフルさん氏。同氏は、先日よりハルウララを有馬記念で勝たせるべく奮闘しており、3月2日には2着を記録していた。ついに運命が打ち破られた。


『ウマ娘 プリティーダービー』は、CygamesがiOS/Android向けに配信中のウマ娘育成シミュレーションゲームである。現実の競馬史に名を刻む競走馬たちをモチーフに、その名前を受け継いだウマ娘たちが登場。プレイヤーは彼女たちの夢を叶えるべく、トレーナーとしてトレーニングを行っていく。

現実のハルウララは、通算成績113戦0勝の日本の競走馬だ。彼女は、生涯未勝利であったものの頑丈さが取り柄で、出走手当を目当てに年間20回ほどレースへと出場していた。そうして出走を繰り返すうちに、やがて連敗記録が話題となり、全国的な人気に。本作におけるハルウララは、同名の競走馬をモチーフにしており、才能はないものの決してくじけないウマ娘として登場している。


ゲーム内のハルウララは、ダートと短距離が得意なウマ娘。同名の競走馬は未勝利であったが、本作ではほかのウマ娘たちと同列の扱いを受けており、育成によって夢の初勝利を叶えてあげることも可能になっている。しかし、ハルウララのシナリオ終盤には、勝てないレースが待ち構えている。

それが、芝の長距離コースを走る最高グレードのレース有馬記念だ。前述のとおり、ハルウララはダートと短距離が得意なウマ娘であり、有馬記念は適性と真逆。ハルウララは、これまでどおり精一杯コースを駆けるものの、ステータスも適性も足らず、通常は後方に1人ぽつんと取り残されることになってしまう。


トレーナーの間では、有馬記念にハルウララを勝たせるためには、継承によって適性を底上げする必要があると考えられていた。しかし、実際に適性とステータスを揃えるのは困難であり、有馬記念は事実上の負けイベントであった。シナリオの進行条件は出走であるため、勝敗はその後の進行に影響しない。それでも、無謀な夢に挑んだハルウララが、無慈悲な現実に打ちのめされる光景は、トレーナーの胸を打つ。有馬記念にハルウララを勝利させることは、現状のエンドコンテンツの一つとも目され、挑戦するトレーナーたちが現れていた。

https://twitter.com/fruits_san515/status/1367014183502422024


フルさん氏は、有馬記念にハルウララを勝利させようと奮闘していたトレーナーの1人だ。覚醒Lv3まで育成したハルウララと、長距離と芝の因子を持つ継承ウマ娘を採用。芝C/長距離Aまで適性が上げられたハルウララが、一度は4位まで順位を落とすも最後には先頭に返り咲き、有馬記念で見事1着を飾った。短くも長い挑戦の末、配信から1週間で負けイベントが打ち破られたわけだ。習得したスキルや編成などについては、同氏のツイートで紹介されているので、参考にすると同じようにハルウララを有馬記念で勝たせられるかもしれない。


ウマ娘 プリティーダービー』は、iOS/Android向けに配信中。3月10日には、PC用のDMM GAMES版も配信開始予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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