『マインクラフト』最新スナップショット「21W08B」公開。グリムストーンは「深層岩」に改名、危険な地形「地割れ」も追加


Mojangは2月25日、『マインクラフト』最新スナップショット「21W08B」を公開した。バージョン1.17「Caves and Cliffs」に向けて、採鉱要素の調整が続いているようだ。目立った変更点として、前回のスナップショット「21W07A」にて追加された新たな岩ブロック「グリムストーン」の名前が変更。新たに「深層岩(Deepslate)」との名称で登場することとなる。今回のスナップショットでは上面のテクスチャが追加され、設置・破壊・足音の専用サウンドエフェクトも新たに加わっている。性質は前回の登場時より変わらず、通常よりも硬い黒色のブロックとして生成されるようだ。また鉄・金・ラピス・レッドストーン・ダイヤモンドの深層岩バージョンも追加。普通の鉱石よりやや暗いトーンであるほか、2倍の硬度をもっており採鉱にやや時間がかかるという。 

地形についても調整が続いており、洞窟のサイズが微調整。廃坑はふたたび洞窟の外でも生成されるようになり、浮いているように見えないようになった。さらに大きな変化として、新たな地形「地割れ」が生成されるようになっている。こちらは地表から続く非常に深い裂け目で、Bedrock版の渓谷に似ている。ただし、渓谷より細くまっすぐに伸びているのが特徴だ。深さはy=-30程度まで伸びることがあるといい、うっかり落ちると取り返しのつかないことになりそうだ。 
 

 
なお、前回の変更点の目玉だった鉱石テクスチャもさらに調整が続いている。従来の鉱石は色のみで区別するしかなかったが、21W07Aにてそれぞれの模様が変更(関連記事)。特定の色覚をもたない人にとっても判別がしやすいデザインとなった。21W08Bでも改修が続いており、銅・鉄・エメラルド・金の模様がさらに大胆に変更された。しばらく見慣れない外見に戸惑うこともありそうだが、遠目からの区別はよりわかりやすくなりそうだ。明度の変更や、エメラルド・ラピスラズリの光沢が強くなるといった調整も加えられている。さらに、鉱石の分布図も改変が続けられているようだ。新たなワールド高度に対応した生成の分布が設定されており、前回から引き続きまだ決定版ではないとのこと。ちなみに「21W08A」では鉄が生成されないバグがあったが、直後に配信された21W08Bにて修正されている。 
 

左が21W08Aにおける鉱石の分布図。

 
ほか、いくつかのバグやさまざまな変更点があるため、詳しくは公式のパッチノートをチェックするといいだろう。『マインクラフト』バージョン1.17「Caves and Cliffs」は2021年に配信予定だ。