『サイバーパンク2077』の次回アップデートが3月後半目処に延期。サイバー攻撃などの影響により

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CD PROJEKT REDは2月25日、『サイバーパンク2077』の次回アップデート(パッチ1.2)の配信予定時期を、3月後半まで遅らせることを発表した。当初は1月末に配信されたパッチ1.11の数週間後に配信する予定であると伝えられていた(関連記事)。しかし不慮の事態により計画が変更に。「先日の弊社に対するサイバー攻撃、および本パッチの幅広い実装内容を鑑みた結果、残念ながら配信を遅らせることを決定いたしました」と、CD PROJEKT REDは伝えている。


同社は2月9日、サイバー攻撃の被害にあい、社内データの一部を奪取されたと発表。法務・人事にまつわる社内文書のほか、『ウィッチャー3 ワイルドハント』『サイバーパンク2077』などのソースコードも抜き取られ、そうしたデータがオークションにかけられ高額で売買されているとも報じられた(関連記事)。

今回のアップデート延期発表では、開発に遅れが生じている理由のひとつとして、このサイバー攻撃が挙げられている。なぜサイバー攻撃によって開発が遅れるのか。ポイントとなるのは、「当社ネットワーク内の機器の一部が攻撃者によって暗号化されましたが、バックアップデータは被害を免れました。すでにIT基盤の安全性を確保し、データの復旧に着手しています」という点だろう。単にデータが抜き出されただけでなく、社内ネットワークに被害が出ていたのだ。


『サイバーパンク2077』のアップデート延期発表後、海外メディアBloombergは同発表に関連した記事を掲載。サイバー攻撃の被害によって、CD PROJEKT REDの従業員の多くは2週間に渡り業務遂行に支障をきたす状態が続いていると、独自のソースをもとに報じた。会社のネットワークにログインできず、まともに仕事ができないとの関係者談が寄せられたという。

同社では現在、コロナ渦によって多くの従業員が在宅勤務を続けている。そうした中、サイバー攻撃が起きた際にマルウェア被害にあっていないか確認すべく、IT担当にPCを発送するよう従業員への通達があったとも。諸々の対応に追われており、開発に遅れが生じているというのが、Bloombergの伝えるところだ。

1月22日に配信されたパッチ1.1では、クエスト進行に関わるものを中心に多数のバグが修正された。同時にメインクエストにおける「タケムラの無言電話」という新しいバグが発生したことでも話題となった。なお同不具合は後日、ホットフィックスによって修正されている(関連記事)。

さらなるゲームの改善をもたらすパッチ1.2の配信が待たれていたわけだが、配信時期の新たな目標は3月後半。もうしばらく待つ必要がありそうだ。なおパッチ1.2の配信が延期となったということは、その後に予定されているコンテンツアップデートの配信にも遅れが生じると予想される。

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