『天穂のサクナヒメ』二次創作ゲーム『ココロワヒメ おにぎりを届けるの巻』発表。 開発者のお墨付き

同人ゲーム制作サークルですのや☆は2月20日、『ココロワヒメ おにぎりを届けるの巻』を2月28日にリリースすると発表した。価格は300円。

同人ゲーム制作サークルですのや☆は2月20日、『ココロワヒメ おにぎりを届けるの巻』を2月28日にリリースすると発表した。価格は300円。対応プラットフォームはPCで、BOOTHおよびDLSiteでの販売が予定されているそうだ。

『ココロワヒメ おにぎりを届けるの巻』は、稲作アクションRPG『天穂のサクナヒメ』を題材とした二次創作パズルゲームである。本作の主人公は、サクナヒメではなくその親友であるココロワヒメ。ゲーム本編にも登場したからくり兵を操り、空腹のサクナヒメへおにぎりを届けるのが本作の目的となる。


からくり兵は、基本的にまっすぐにしか進んでくれない。そこで、ココロワは曲がる方向を指示するからくりをマップ上に配置。盤上のすべてのおにぎりを集め、サクナヒメの元へ到達できるようにからくり兵の動作を操る。転移できる鳥居や「跳占地の森」などに生えていたやたら弾力のあるキノコ、兎鬼の投げてくる爆弾など、『天穂のサクナヒメ』本編に登場したギミックも仕掛けとして登場。紹介動画のBGMにも「ヤナト田植唄」のアレンジ版が採用されており、『天穂のサクナヒメ』の二次創作としてしっかり原作をふまえた、シンプルなパズルゲームになっているのだろう。


本作を開発しているのは『不思議な夢の海のとばり』など、2Dアクションやパズルアクションなどをリリースしてきた同人ゲーム制作サークルですのや☆だ。同サークルのですNO氏は、『天穂のサクナヒメ』にはテスターとして参加しており、もともと開発チームと親交があった人物だ。本作には『天穂のサクナヒメ』を開発した同人ゲームサークルえーでるわいすのなる氏が先行して少しだけ触れているようで、「原作キャラと設定を活かした、小粒だけどしっかり遊べる古き良き同人ゲームのおもむき」が感じられるそうだ。本作がリリースされる2月28日には『天穂のサクナヒメ』と米の同人イベント「コメケット」が開催予定となっており、本作もその開催にあわせたリリースとなっている。

なお「コメケット」には、えーでるわいすも参加を予定しており、ミニゲームを開発予定だったというが、現在の情勢を考慮して断念したそうだ。そのほか、同イベント会場では小松菜屋による二次創作ゲーム『サクナダッシュ』の頒布も予定されている。

ココロワヒメ おにぎりを届けるの巻』は2月28日に、BOOTH/DLSiteにて300円で販売開始予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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