ステルスアクション『Fox face kills! 』Steamにて2月20日ごろ配信へ。見つかったら即死、鎖とジャンプで怪奇現象に立ち向かう
クレナイブックは2月16日、『Fox face Kills!』を2月20日ごろに発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによると日本語字幕に対応していないものの、ゲームプレイ中に文章は登場しないため、言語を必要としないそうだ。
『Fox face Kills!』は、怪異を相手にステルスと暗殺で立ち向かう、ステージクリア型の2Dアクションゲームである。本作の舞台は、狼と呼ばれる怪奇現象が闇夜に徘徊する世界。彼らはかつて神霊としてまつられていたが、人肉を食ったことをきっかけに堕落。女子供が彼らに出会うと廃都へ連れ去られ、食べられてしまうのだという。主人公の狐面の男/女は、女性がさらわれる瞬間にバーで偶然居合わせた。狐面の者は、自身の異様な身体能力と神聖な場所で清められた青色の鎖を武器に、廃都へと忍び込む。
狐面の者が女性たちを救い出すべくやってきた廃都には、狼たちが徘徊している。前述のとおり彼らは魔眼をもっており、視界に入ってしまうと石になってしまうため、まずは見つからないよう立ち回っていく。具体的には、身体能力を活かしたジャンプにより狼の背後へと回ったり、自動販売機の後ろに潜んだり、空き缶を投げて狼の注意を引いたりなど。見つからずに間合いに入れば、神聖な鎖を使って狼を倒せるので、1体ずつ排除しながら先へと進んでいくのだろう。見つかれば一発でアウトになる緊張感の中、ステージギミックを利用してステルスしつつ、各ステージのクリアを目指すことになる。
なお、本作の体験版は2020年10月に開催された「Steamゲームフェスティバル・オータムエディション」から公開されていた。体験版の公開後に中間地点の追加、狼の挙動修正、下の敵に対して使える吊り上げの追加など、多数のブラッシュアップが実施。開発者の秋全也氏のツイートによると、別ゲーになっているそうだ。また、体験版の内容も新しいものへと更新されている。
本作を開発しているのは、国内の個人開発者である秋全也氏だ。同氏はこれまでに、文字を入力してメイドロボのグレアと会話するADVゲーム『Glare1more』やその関連作などをリリースしており、同作のSteam版では100件以上のストアレビューにより非常の好評を獲得している。『Fox face kills!』は、これまで同氏が作ってきたジャンルと異なるが、同氏のツイートによると「アクションゲームは一度作ってみたかった」ことも動機に開発されたようだ。
『Fox face Kills!』は2月20日ごろにSteamにてリリース予定。ストアページ内では、体験版も公開されている。