ゲームオンは2月16日、情報番組「Pmangのゲムづめ!#48」内にて『ロストアーク(LOST ARK)』のアップデート情報を公開した。2月のアップデートでは、新クラス「ホーリーナイト」が登場するほか、新しく作成したキャラクターを一気にレベル50/装備レベル370に成長させられるトリシオンパスの配布も予定されている。
放送内には、運営プロデューサーの嶋田真人氏と運営チームのGMさとし氏が登場し、2月のアップデート情報が発表された。次回のアップデートでは、まず新クラスのホーリーナイトが登場する。ホーリーナイトは、剣を使った素早い攻撃と後方からの支援が可能な、ウォリアーの4番目の上級クラスだ。スキルの種類が懲罰と神聖に分かれており、懲罰スキルでは主に剣を使って敵への攻撃を、神聖スキルでは主に聖書使った後方からの支援を行う。
ホーリーナイトには、信仰ゲージを使用して発動し、それぞれ懲罰スキルと神聖スキルを強化するアイデンティティスキルが用意されている。懲罰スキル用のアイデンティティスキル「神の執行者」は、使用すると剣が輝き、通常攻撃と懲罰スキルの攻撃範囲/攻撃力が増加するもの。18秒から20秒ほどの効果時間中は、スーパーアーマーと被撃異常免疫も付与され、ガンガン殴れるモードであるそうだ。
神聖スキル用のアイデンティティスキル「ホーリーオーラ」は、与ダメージ上昇効果を付与するもの。効果時間中は、ホーリーナイトを中心に12Mの範囲内にオーラが展開され、範囲内にいるPTメンバーは与ダメージが10%増加する。ホーリーナイトの特化には、ホーリーオーラの効果を上昇させる効果があるほか、ホーリーオーラの範囲は自身が中心となるため、位置取りが重要に。ほかにも神聖スキルにはバリアを付与したり、味方の攻撃力を上昇させたり、敵に被ダメージが上昇させたりする効果が搭載。嶋田氏によると、どちらかというと火力よりも支援が得意なサポート型のクラスであるとのこと。
ホーリーナイトの登場にあわせて、懲罰スキルの時間や威力を強化する刻印「審判者」や、ホーリーオーラ使用中に最大で0.8秒ごとに最大HPの1%が回復する刻印「祝福のオーラ」もゲーム内へ実装。なお、ホーリーナイトの紹介の際には、GMのさとし氏が見つけたという、一部のモーションをキャンセルしたかっこいいムーブも披露された。
新クラスの追加と同時に、ジャンピング成長イベントの実施も予定されている。ジャンピング成長イベントは、新しく作成したキャラクターに使用すると、一気にレベル50/装備Lv370へと成長させられるトリシオンパスが、条件を満たしたアカウントへ配布されるというもの。対象は、ベルン北部のワールドクエスト「エアダリンのプレゼント」を完了したキャラクターがアカウント内に1体以上いること。開催期間および使用期間は、2月24日のメンテナンス後から3月31日のメンテナンス前まで。イベント開始時に条件を達成していなくても、期間中に達成すればトリシオンパスが使用可能になる。また、キャラクター枠の最大数が、12枠から18枠に拡張される。
新規島の登場も発表された。次回アップデートでは、島に建つ古城でストーリーが展開される「至高の島」、仙人たちが悠々自適に暮らす「桃源郷」、壺を割って割りまくる壺割り祭が開催されている「フォルトゥーナ」の3島が新たに登場する。至高の島では、伯爵夫人とアルデタインからやってきたバウンティーハンターの女性がメインキャラクターとして登場。どちらにも好感度が設定されているが、ストーリー展開によってどちらか一方の好感度だけが上昇させられるそうだ。また、フォルトゥーナの壺を割ると敵や島の心などさまざまなものが出現するほか、桃源郷ではエモーションが入手できる。
番組内では、取引所の出品および購入のシステム変更も発表された。これまでは密封してからアイテムを出品することになっていたが、これからは出品時の密封が不要となり、今までよりも気楽に出品できる。代わりに、購入する際には新たな通貨を追加で支払う必要があるそうだ。仕様変更の詳細については、2月17日のメンテナンス後に告知される。
そのほか、2月24日のメンテナンス後には、ホーリーナイトの専用アバターや、各キャラクターが白と黒を基調にしたドレスやスーツを身にまとう純白/漆黒アバターも登場。大都市にいるイベントNPCのお願いを聞くと好感度アイテムがもらえる、ホワイトデーイベントも開催予定となっている。また、視聴者プレゼントも用意されており、今回は2月22日23時59分までにコードを入力すると、ギルド名誉記章1個がプレゼントされる。
『ロストアーク』は、PC向けに基本プレイ無料で配信中。新クラスホーリーナイトを含むアップデートは、2月24日に配信予定だ。