『クラフトピア』旧正月アップデートが配信。どこからでも同じ中身にアクセスできるクラウドストレージ、新マップ雪山などが登場


国内のゲーム開発会社ポケットペアは2月10日、『クラフトピア』にて旧正月記念アップデートを配信した。本アップデートでは、『クラフトピア』の世界へ新たに雪山が登場。新しいチェスト”クラウドストレージ”が導入されたほか、植林や岩盤を復活させる機能も追加されている。


『クラフトピア』に登場したクラウドストレージは、異なる島からでも共通の中身にアクセスできる個人用の新しいチェストだ。現在の『クラフトピア』では、転移の祭壇を通して別のマップへ移動することで、異なるロケーションを訪問できる。事実上島同士に距離の概念がなく、どの島にもすぐに移動できるものの、島を移動する際には必ず転移の祭壇を通らなければならなかった。

クラウドストレージの登場により、重要な素材をクラウドストレージへ入れ、どの島からでもすぐに利用できるようにしたり、別の島で必要なアイテムを予め入れておいたりなど、転移の祭壇を介さないより快適なゲームプレイも可能になるわけだ。クラウドストレージは、地獄で手に入る素材も要求される「火の革新時代」以降に作成可能に。また利便性に関連するアップデート内容としては、サブミッションの達成により、インベントリの枠やスキルポイントが獲得できるようになっている。

今回のアップデートでは、新マップ雪山も登場している。雪山は、その名のとおり一面に雪が降り積もった極寒のロケーション。白い雪景色の中には、シロクマやペンギンが暮らしているほか、フィールド上に雪が採取できる雪玉や、滑る氷の床なども。雪山のどこかには、新たなフィールドボスモンスター・フェンリルも潜んでおり、寒い中での戦いが繰り広げられる。

また雪山の登場にあわせて建材も追加されており、雪や氷の床と壁、雪だるま/雪うさぎ/かまくら/モノの石像/モノの氷像といった置物などが新しく作成可能に。こうした素材を利用すると、冬や寒い地方をテーマにした建造物も建てられるのだろう。


そのほか今回のアップデートでは、カジュアル/ノーマル/ハード/ベリーハードの4段階の難易度が追加。難易度を変更すると、敵の最大ライフやプレイヤーの被ダメージが変化するのだという。従来のセーブデータは難易度ハードになっており、生活コンテンツや建築をメインにプレイしたい方は従来より優しいノーマルやカジュアル、より激しい戦いを求めているプレイヤーはベリーハードへ変更するといいかもしれない。

戦闘関連のコンテンツでは、新しい武器種としてリーチと槍投げが特徴的な「槍」が登場しているほか、アヌビスへのエンチャントドロップの追加、新ボス「タイラントスネーク」「フルール」、新エンチャント「魔法クリティカル」「魔法クリティカルダメージ倍率」、環境毒や寒さに一定時間耐えられるポイズン/フリーズレジストポーションなどが導入。生活関連のコンテンツでは、植林と岩盤の復活機能、高速ベルトコンベアシリーズ、加速できるダッシュ板、複数の段階を経て建造する新しい乗り物「戦車」、家具アイテム用の家具作業台、新しい家具アイテムおしゃれシリーズなどが実装されている。新しい便利なアイテムからコンテンツまで、多彩な内容を含んだアップデートとなっている。


『クラフトピア』は、Steamにて2570円で早期アクセス配信中。旧正月にあわせて、牛からおとし玉がドロップするイベントも実施されている。